トリマーのお役立ちするかもしれないブログ

トリマーと動物看護師の経験から役に立つ情報をお届けしています!

トリマーを長く続けこられた理由

 

 

お題「断捨離」

 

突然ですが

私、何でも捨てられます。

 

 

卒業アルバムも

成人式の写真も

これからの人生に

必要がない物と判断したら

な~んでも捨てます。

 

 

たまに、自分でも

終活しているんじゃないかと

思うぐらいに

大きなゴミ袋に

バカバカ入れて

捨てては、スッキリします。

 

洋服は、もう半分ぐらい

捨てました。

 

年齢的に似合う服が

変わるじゃないですか。

 

だから、さっぱりと。

 

そしたら、簡単に捨てられない

粗大ごみが残っています。。。

 

 

2階に置いていた

洋服ダンスって

どうやって一階まで

運んだらいいのでしょうか・・・?

 

 

粗大ごみも、3回

捨てに行ったんですけどね(笑)

 

とにかく、スッキリするので

断捨離は、私にとっての

心のデトックスかもしれません。

 

今日は、こんなお題から

お話してみました。

 

お題「断捨離」

 



皆さま、こんにちは!テイルです♪

 

よく、知り合った方から

 

「どうしたら、そんなに長く

トリマーを続けられるのですか?」

 

と聞かれるんですね。

 

 

ずっと考えていたのですが

なんとなく、わかりました。

 

私が長くやってこれた理由。

 

今日は、完全に

個人的な息抜きのお話で

お役に立てることでは

ないかもしれないのですが

 

興味のある方は

覗いていってくださいね♪

 

 

飼い主さんとテイル



 

 

わんこを飼っていると

ワクチンやフィラリアなどの

わからないこと

しつけなどの様々な問題が起きたり

時には、病気になったりしますよね。

 

 

そんな時、私に

真っ先に、ご連絡いただくことも

少なくないです。

 

 

私は獣医さんでもないですし

もちろん、わからないことも

たくさんあります。

 

ですから

答えを出せるわけでは

ないんです。

 

でも、多くの飼い主さんから

ご連絡をいただくんですよね。

 

 

ところで、どんな

ご連絡をいただくのか

と言いますと

 

例えば、

 

「今朝、吐いてしまったんだけど、

すぐに病院に連れて行ったが良い?」

 

 

なんてことから

 

 

「これから、動物病院に

行くつもりなのだけど

受付や先生に、どう説明

したらいいかしら?」

 

ですとか

 

「病院から出してもらったご飯、

全然食べないんだけど、

どうしたらいいかしら?」

 

といった感じです。

 

最後の質問に

お答えしますと

 

「療法食は種類がある物もあるので、

別のご飯がないか、獣医さんに

聞いてみたらどうですか?」

 

といった感じです。

 

また

 

「温めると匂いが上がるので

レンチンしてみるか、

同じ理由ですが、

お湯を入れてあげてみては?」

 

というアドバイス

することもあります。

 

 

このような飼い主さんの質問は

そのまま、獣医さんに

お聞きしても、全然大丈夫なんですけど

何となく、飼い主さんにとっては

不安なのでしょうね。

 

それに獣医さんって

多忙なので

 

「こんな事、相談してもいいのかしら?」

 

って思われたり

するみたいです。

 

 

私のお客さまは、本当に

優しい方ばかりなんですよね(#^^#)

 

 

だから、私と先にお話をしておくと

落ち着いて、必要なことを

聞いてくることができるみたいなので

ご連絡をいただくことが多いようです。

 

 

それと、私から飼い主さんへ

宿題みたいなことを

お願いをすることが

あります。

 

トリミングで

苦手な所がある場合

自宅での扱いについて

お願いするんです。

 

 

例えば、足先の作業が

苦手な場合には

 

「お散歩の後、足を拭いてあげる時は

ホメてホメて拭いてください!」

 

とお願いしたりします。

 

「『こら!動かないで!』なんて

こわ~い顔して、足を触ったり

しないでくださいね!」

 

とお願いをしたりします。

 

理由は、とっても簡単で

嫌いな足先を触られるだけでも

苦痛なのに、怖い顔した飼い主さんに

怒られながら拭かれたら

更に、嫌いになってしまいますので(^-^;

 

こんな風にお願いをして

少しずつ、何年もかけて

トリミングを克服していってくれる。

 

そんな過程が、私がトリマーをしていて

醍醐味を感じることの1つです。

 

そんなこともしているので

ご飯だったり、体調だったり

そのコのことをもっと

把握できるようになります。

 

そうすると、そのコを

飼っているわけではないけど

私が、飼い主さん気分に

なれちゃうんですですよね(笑)

 

だから、実際は

そんなに多くのわんこを

飼うことなんてできないので

すごく幸せです(´▽`*)

 

そして、年齢が上がってきてからは

認知症の症状が出たり

体調不良が続いたり

グルーミングの全てを

行うことが難しくなってきます。

 

老犬になった場合には、

体調をみて、爪切りだけだったり

その時に必要なことを

可能な範囲で行います。

 

その時には、老いてきたからこその

お悩みの相談を受けたり

老いてきた時に感じる

寂しさだったりを

お話してもらっています。

 

飼い主さんにとって

そんな思いも吐露できる場所

ありたいんですよね、私。

 

 

また、亡くなる直前や

亡くなった後になると

泣きながらのお電話いただいたり

長い長いメールをいただいたり

することもあります。

 

 

亡くなった

そのコのことを

一緒に思い出して

語り合うことで

飼い主さんが、少しずつ

前を向けることが

あるんですよね。

 

 

ペットロスって

本当に、ツラく

キツイことなんです。

 

何年経っても

何十年経っても

会いたくて

触りたくて

悲しくて

寂しい

 

同じようなコがいても

あのコじゃない

 

何度、泣いても

何度、もがいても

どうしようもない

 

でも、思い出話をすることで

すこ~しだけでも

やわらぐことができるんだと思います。

 

「あの時、こうだったね」って

笑うことができたりするので。

 

 

そして、また

新しい家族

迎えようという

こともあります。

 

 

そんな時は、私はありがたいことに

次のわんこを紹介させて

いただいたこともありますし

そうではなくても

代々続けて、トリミングを

頼んでくださる

飼い主さんもいらっしゃいます。

 

飼い主さんに支えられて

 

 

こうやって、私は

ずっとトリマーとして

やってきたのですが

 

実は先日、飼っていたわんこが

亡くなって、久しぶりに

お会いした飼い主さんがいたのですが

 

一緒に育ててくれて、ありがとうね~」

 

そう言われたんです。

 

私も疑似飼い主さんを楽しませて

いただいたなーと

思っていたのですが

あぁ、そっか。って。

 

性格の難しいコ

育った環境に難があるコ

扱いの難しいコは、特に

飼い主の皆さん、悩みながら

育てることが多いです。

 

家族間の相談だけでは

難しいことも多いので

なんとか、円滑に

生活していけるように

私も一緒に、悩みます。

 

私から、たくさん案を出したり

他の専門家の方の意見や

もちろんトリマー仲間の意見も

参考にしたりしながら

育てていく感じです。

 

そうすると、私は

ただの1人のトリマーではなく

家族とは言いませんが

養母?的なところが

あるのかもしれないなと

思ったんですね(笑)

 

そんな風に思って

トリマーをしているという人が

他にいるのか、どうかは

私もわからないのですが

トリマーになった人は

本当に、わんこが好きです。

 

好きだけでは

できない仕事なので

本当に、本当に

好きでやってるんですよ(笑)

 

私のお客さまの飼い主さんは

 

「何かあったら、このコのことは

テイルさんに相談すれば良い!」

 

そう言って

くださるんですよね。

 

問題の解決だとか

解消だとかではなく

そこには、私のわんこへの愛情が

飼い主さんにも伝わっているからだと

思うのです。

 

私が飼い主さんの

少しでも力になれているのなら

本当に嬉しいですが

こうやってトリマーを続けてこられたのは

私が飼い主さんに必要とされ

支えられてきたから

なのだと思います。

 

そうそう!

 

よく、飼い主さんから

お土産や差し入れなど

いただくんです。

 

美味しい物が多くて

だから、痩せられない!

という言い訳は

やっぱり、ダメですよねー(笑)

 

4月に受けようと思ってる

健康診断が、何より怖い!

 

今回は、テイルが

長くトリマーをして来られた理由を

お届けしました。

 

こんな私の個人的なお話を

楽しんでいただけましたら

嬉しいです!

 

わんこの健康管理はできても

自分は。。。なテイルでした!