ちょっと一息、テイルの話~トリマーの専門学校時代の話~
こんにちは♪
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
ありがたいことに
テイルは、なかなかハードな
日々を過ごしています!
こんな慌ただしい時には
ひと息入れて落ち着けるお話をしようかなと。
それで今回は
ホントに 個人的なお話を
していきたいなと思います。
わんこやにゃんこの飼い主の皆さま!
役には、まったく立ちませんけど
すみません!!!(笑)
こんなことがあったのかな
って、読んでいただけたら嬉しいです♪
そこで今回は
トリマーの専門学校時代の話をしようかと思います!
わたくし、テイルも一応(?)
トリミングの専門学校を卒業して
トリマーさんをさせていただいております。
それで、最近って
『トリマー』や『アニマルテクニシャン』 を
養成する専門学校って、たくさんあるじゃないですか!
(アニマルテクニシャンって動物看護師さん。通称『アニテクさん』)
当時は、そんなに専門学校もなかったですし
あまり『トリマー』自体も有名ではなかったんですよね。
しかも、わたしの時は
トリマーとアニテクって
区別がなかったんですよ。
だから、トリマーの勉強して
動物病院に就職して、アニテクになるって人は
多かったんです。
だから、わたしも動物病院に就職したんで
両方やりましたし、友達もそういうパターンが多かったです。
生き物が相手ですから
トリマーするにしても、やはり
病気に知識があった方がいいですしね。
それに当時の経験は
今も、とても役立っています。
わたしが卒業した専門学校は
歴史のあるところだったみたいですが
そう規模が大きくはないとこでした。
でも最近、テイルが卒業した
専門学校のホームページを見たら
な~んと!!!
オープンスクール
なんつうシャレた文字が(笑)
しかも、トリミング体験も
あるじゃ~ないですか(笑)
なんか、とっても違和感・・・
(個人的感想です)
だって、当時は
先生方も職人っぽい人が多くて
怖い先生もいたんですよ~!!!(笑)
なんというか
時代を感じました・・・(汗)
年も取るはずよね・・・
(しみじみ)
でも嬉しかったのは
なんか当時って、大学には
『いけない』 もしくは『いかない』けど、
まだ就職はしたくない人がとりあえず入るようなものが
『専門学校』ってとこがあったんです。
全然、そんな人ばっかりじゃないのに。
実際は
『わたしは、このことを学びたいから入ってます』
って人も、多かったのね。
だから、こういった専門学校の
イメージが変わって、もっとトリマーさんや
アニテクさんの、社会的な地位が上がったらいいな
と思ってます。
トリマー専門学校の落ちこぼれだったわたし
専門学校時代・・・
わたしは、落ちこぼれでした(笑)
毎日、実習が早く終わった人から
帰れるのですが
わたしは、いつも最後の方(泣)
最後に、終わった数人が
教室の掃除をすることが
この学校の決まりで、 例外なく
ほぼ、毎日わたしは『お掃除担当』でした。
もはや
『専属』
といっても
過言ではありませんでした!
(自慢にはなりませ~ん 泣)
でも、この早く終わるか
終わらないかというのは
いろいろ、事情があったんです。
(言い訳といわないで~!泣)
トリミング犬種が当たるか
グルーミング犬種が当たるか
で、時間が違います。
簡単に言うと
全身カットするのが
『トリミング犬種』。
『グルーミング犬種』は
部分的にはカットするけど
基本的には、体の毛をカットしない種類の
わんこのことです。
だから、もちろん
『グルーミング犬種』は
早く終わることができるんですね。
わたしは、ありがたいことに
本当に『カット犬種』を多く、
当てていただいてました!
先生からの期待を
一身に、受けていたからでしょう!!!
(ホンマでっか?)
そして、ご教授していただく
担当の先生によっても、この終わりの時間は
違ってきます。
サラッと
「こう切って・・・」
と、パチパチ言いながら
モデル犬の毛を切ってくださる先生もいれば
口頭でだけで、教えてくださる先生もおりました。
心の中で
「切ってくれ~っ!!!」
と思ったことは
1度や2度ではないです!
(オイッ!)
そして、ありがたいことに
わたしが、よくご教授いただいたのは
わんこ愛に溢れる先生でした。
というのも、この先生
『犬のスタンダード』を熱心に
ご教授してくださる先生でして・・・
説明とカットが
とにかく細かい!!!
わたしは、その先生に
よく捕まって教えていただいておりました。
基本的に、その日に教えていただく先生は
生徒が選ぶことが出来たのですが
この先生は、偉い方だったので
先生からの逆指名があった場合は
他の先生は、去って行かれます・・・(チ~ン)
それで、その先生が大事にされている
『犬のスタンダード』のことを
簡単にご説明しますと、その犬種の
一番、美しい姿である『理想』を言います。
トリミングとは、そのわんこを
その犬種の理想に『いかに近づけるか!』
なんですね。
例えば、
先生
「いいかい?この犬は胴が長いな。プードルは
スクウェアが理想だ。どうカットする必要がある?」
テイル
「胸とお尻の毛を短くカットして、胴を詰めます!」
先生
「そうだな。もっとこの辺を短く、そしてこの辺りも、もっと詰められるな」
テイル
「はい・・・やり直します(泣)」
こんな感じで
熱心に教えてくださるので
と~っても、時間がかかったんです(笑)
もっと、具体的に言うと
わんこの耳のカットに、30分とか・・・(チーン)
耳だけですよ!耳だけ・・・・・(泣)
まだ、テイルも20歳くらいの時ですから
夕方になれば、お腹も空きます。
わたしはバイトしてましたから
できたら早めに帰って、バイト前に
ご飯を食べて行きたいんです。
でも、先生は
とても熱心でした(笑)
今でも、たまに
トリミング中に思い出しては
微笑んでしまう、良き思い出です。
一応、加えて言っておきますが
仕事に入って、時間もちゃんと
短くできるようになりましたし
後輩に、この話をすると
本当にびっくりされるんですから!!!
あら! 気が付かなかったけど
世の頑張ってる『トリマーの卵さん』たちに
希望が見えるお話になったんじゃないかしら・・・♪(笑)
以上、『犬のスタンダード』よりも
ご飯が食べたかった若きテイルのお話でした♪