皆さま、こんにちは!
飼い主さんの疑問を解決!テイルです♪
以前、ブラシの基本編を
お届けさせていただきましたので
今回はブラシの応用編を
お届けしたいと思います!
ブラシの基本編では
スリッカーブラシとコームを使って
もつれがない状態にしましたよね。
でも、今回のブラシは
もつれや毛玉は取れませんので
コームがスーッと通る状態が
大前提となります。
その状態を維持できているわんこにのみ
使える ブラシの使い方のご紹介です。
それと、もつれができない
短毛種のわんこのお手入れ方法も
ご紹介しますね♪
では、早速参りましょう♪
もつれ毛ができない短毛種
わんこには、長毛種と
短毛種のわんこがいますよね。
またその中でも
超短毛種と呼ばれるスムースのわんこもいます。
短毛種のわんこたちは
毛がある一定のところまでしか伸びないので
毛玉になったり、もつれてしまうことがないので、
そういった意味では、扱いやすいわんこです。
ところが、その毛の抜けることといったら
う~んざりするぐらいに、抜けますよね(笑)
バラバラと落ちるその毛は
服に刺さってしまうこともあるので
コロコロでは、ササっと取れなかったりするので
「イライラする!」
なんていう飼い主さんも
いらっしゃるのでは?(笑)
その短い毛を
すっきり抜き取るには
ラバーブラシです。
ラバーとは
『ゴム製品』のことです。
わたしたちトリマーが
よく使っているのは、手のひらにおさまるぐらいの
ゴムの塊で、ポコポコと小さなブラシが付いているものです。
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使い方は、毛の流れに沿って
撫でるようにかけてあげます。
かけすぎると『生えていなけらばならない毛』まで
除去してしまうことになりますから、注意が必要です。
ハゲを作ってしまうこともありますよ(汗)
やりすぎに注意しましょうね。
また、手にはめて使う
グローブ型の物もあります。
撫でる要領で使えるので
ラバーブラシに慣れていない方は
こちらの方が、かけやすいかもしれませんね。
参考になさってくださいね。
ピンブラシの使い方
長毛種の場合
コームでしっかりと、といてあり
もつれ毛がない状態のわんこに使うのが
ピンブラシです。
これは皮膚の血流を良くして
美しい被毛を育てるためのブラシです。
たまにピンブラシで
毛玉の上をブラッシングして
「毎日のようにブラシかけてるんですよ」
とおっしゃる飼い主さんが
いらっしゃるんですよ(汗)
用途があってのブラシなので
使い方を間違えてると、せっかくのお手入れが
無駄になってしまうので、もったいないですよね。
スリッカーブラシの場合は
手首を返さないのが、基本ですが
このピンブラシは、先端が丸くなっていて
皮膚をマッサージする目的なので、手首を返してかけていきます。
毛を持ち上げるのは
スリッカーブラシと一緒です。
そして、下から上にかけていくという
順番も同じです。
手首を返すというのは
(右利きの場合) ピンブラシの表面を
『右から左』に、皮膚に当てて行くという感じです。
そうすることで
ピンブラシの全面を使って
マッサージすることが、できるからです。
これは顔の目の周りなどには
使えませんよ。
顔周りなど、細かいところは
コームを使います。
ピンブラシは、主に
体に使ってくださいね。
ピンブラシのピン部分が
短いものや長いものが、販売されていますよ。
参考にしてくださいね。
獣毛ブラシの使い方
獣毛ブラシという
ブラシも売っています。
豚や猪の持っている脂がついた毛で
わんこの毛をとかすことで、艶が出るんです。
また、触ってみるとわかるのですが
意外と硬いんですよね。
皮膚をマッサージする効果もありますよ。
獣毛ブラシの用途は
この二つです。
だから、これも
毛玉やもつれ毛は取れないんですよ。
撫でるように
毛の流れに沿ってかけてあげましょうね。
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それに、お散歩の後の
ほこりを取りにもいいですよ♪
ブラシ番外編~ファーミネーター~
近年、海外から
ブラシも様々な物が輸入されていて
中には、とても使いやすいブラシもあります。
ファーミネーターは
その中でも人気のあるブラシですね。
お掃除も楽になりますし、わんこも快適!
でも、ちょっと注意が必要です。
というのも 、少し前に
このファーミネーターが、近所で評判になって
おうちでご家族の方が、かけてくるわんこがいたのですが
通常のブラシよりも、たくさん毛が取れて面白い(笑)
ということもあって、『かけすぎ』たり
『皮膚を傷つけてしまう』ことがあったんです。
トリミングでお預かりした後、
わたしが気付かないで、いつも通りにブラシを入れてしまい
「キャン!」
って、鳴かせてしまったことが
あったんです。
ビックリして
よく見てみると 無数に傷が・・・(驚)
引っ掻き傷になったところに
スリッカーブラシは、針金で出来ていますから
余程、痛かったんでしょうね(汗)
わんこは、痛みに強い生き物なので
楽しそうにかける飼い主さんを気遣ったのか
「嫌がらなかったから、気が付かなかった」
という、健気なわんこでした(泣)
ダブルコートと
呼ばれる毛質のわんこたちは
抜け方が激しいです。
(ポメちゃんやシェルティなど)
だから、抜け毛を処理できると
非常に楽なのですが 、かける時に
力加減を間違えたり、やりすぎてしまうことは
わんこに余計な痛い思いをさせてしまいますよ。
注意して使うようにしてくださいね。
おしまいに
ブラッシングを日常で行っていると
普段は見えない皮膚などの色を
チェックしたりすることができます。
これができていると
わんこの健康管理に、大いに役立ちます。
最後に、とても大事なことを
お伝えします!
ブラシ基本編でも、お話しましたが
ブラシをかける時は、飼い主さん! 笑顔ですよ!!!
怖い顔して かけないこと!!!(笑)
そして、たくさん
ほめてあげてくださいね♪
皆さんがわんこと
快適に過ごすお手伝いになれば嬉しいです❤