トリマーのお役立ちするかもしれないブログ

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ブリーダーさんから犬を飼うメリット・1

 

お題「とんでもない方向音痴のエピソード」

 

ペットショップに勤めると

わんちゃんたちの送迎という

業務があるのですが

 

私が勤めたのは

動物病院だったので

療法食の配達などもあり

やはり、車の運転を

しなければなりませんでした。

 

運転は慣れですので

なんとか大丈夫だったんですけど

問題だったのが

方向音痴です。

 

それも、かなりのヒドイ

方向音痴なんです、私。

 

歩いて買い物をしていて

お店を出た後に

どちらから来たのか

わからなくなるのは

日常です・・・

 

まだ車にナビが

なかった時代なので

ゼンリンさんの大きな

厚~く重たい地図を

区を跨ぐ時には、2冊持って

送迎に行っていました。

 

でも、そんな私も

運転するようになって

10年以上経ち

あちこち行くようになって

ちょっと自信がついた頃のお話です。

 

お友達が結婚して

新居を構えたということで

お邪魔することに。

 

あまりいくことがない地域だったので

もちろん、先に地図で確認して

問題なく到着!

 

でも、私って

帰りがヤバかったのに

すっかり忘れていたんですよね。

 

そして、友達夫婦に

笑顔で手を振った帰り道。

 

道を1本、

間違ってしまったらしいんです。

 

見たこともない道を

「あれっ?」と思いながら進んでいくと

林道に入って行ってしまったんです・・・

 

クネクネしている道を

どこに向かっているのかも

わからない中

半泣きで進んでいくと

道の先に、ローソンさん発見!!!

 

もう、これは停まって

確認するしかない!

 

ありがたく駐車して

美味しい珈琲を買って

優雅に(?)手持ちの

地図で確認。

 

ところが、この日は

完全プライベート。

 

ゼンリンさんのような

細かな地図ではなく

ざっくりとした道路が

書いてあるだけで

ここがどこなのか

全くわからない・・・( ゚Д゚)

 

もう、これは

最後の手段!

 

夫に電話しました(笑)

 

とはいえ、仕事中は

急に電話しても

出られないことが

多いのですが

たまたま、会議終わりだったらしく

すぐに繋がりました。

 

 

私「もしもし、なんか迷ったみたい」

 

夫「今日って、友達の家に行くって言ってたよね?」

 

私「そうなの。その帰り道で迷った」

 

夫「で、周りに何がある?」

 

「コンビニ!」

 

夫「コンビニって言われてもさっ?!他には?」

 

「ない!林!」

 

夫「えっと~。たぶんね~・・・」

 

 

と言って

おおよその場所を特定して

道案内をしてくれた夫は

ホント神です!(笑)

 

その後、言われた通りに

車を走らせると

知っている道に出ました\(◎o◎)/!

 

でも、未だに

 

「コンビニはないよな~」

 

と笑ってくれます。

 

最近は、迷うことがありますが

グーグルマップという

強~い味方もできたので

初の場所に行く際は

ストリートビューで予習してから

行くようにしています!

 

もちろん、帰り道もね!(笑)

 

今回はお題「とんでもない方向音痴のエピソード」

から始めてみました。

 

皆さま、こんにちは!

ドが付く方向音痴のテイルです♪

 

 

最近、知ったのですが

動画配信などで、坂上忍さんが

犬と猫の保護活動をされていて

ペットショップでの販売について

やめることを推奨しているようですね。

 

 

ペットショップで

販売していた経験のある私が

言うのもなんなのですが

私もやめるべきだと思います。

 

 

夫によく

私が海外で住むなら

「ドイツが良いよ」

と言われます。

 

私の好物のソーセージとビールが

美味しい国だということも

あるのですが(^^♪

 

何よりドイツはペットの

先進国なのです。

 

ペットを飼いたいと思ったら

保護施設に行くというのが通例ですし

躾に関する考えも、しっかりしていて

電車などにも、普通に

リードを付けたわんこが

大人しく乗っています。

 

こんな風にできるのは

しつけも行き届いている

証拠ですよね。

 

 

日本もこんな風に

なってくれたら

良いなと思います。

 

そうなると

一番、最初に止めるべきは

ペットショップでの

生体販売ではないかなと。

 

 

今回は、ここ1年ほどで

新規で来た2頭のわんこの

お話をしながら

この不要犬、不要猫を

作らない取り組みを

考えてみたいと思います。

 

まず、不要という

言い方自体にも

腹が立ちますね。

 

私が今まで飼ったことのある

わんこもにゃんこも

そういう立場のコたちでした。

 

この言葉を無くすためには

何が良いのか、何ができるのか

生き物を愛する皆さまも

一緒に考えてみていただけたらな

と思います。

 

飼いやすさの違い



ずっと、犬を飼いたい

願っていたお2人がいました。

 

そして、その2人は

違った選択をしました。

 

最初に、ネットで

どんなコが良いかな?と

あちこち、見ていたAさんのお話。

 

あるペットショップのSNS

仔犬の写真を見て

一目惚れしたんだそうです。

 

先に、情報収集として

犬を飼った経験のある人から

 

「初めてなら、女のコがいいよ」

 

とか

 

「あまり見かけない色の犬は、扱いが難しいよ」

 

など、助言があったそうです。

 

でも、一目惚れした犬は

全て、真逆の犬だったんてす。

 

男の子で、その犬種では

ほとんど、見かけない色。

 

犬種についても

実は、初めて飼うなら

おすすめできない犬種でした。

 

でも、結局

そのペットショップで

わんこを購入したAさん。

 

 

それからは、可愛さに

癒されながらも

飼い主さんは

しつけを本人なりに

頑張りました。

 

 

でも結果、去勢はしたのですが

マーキングがひどく

家中におしっこをかけられ

家をリフォームするはめに。

 

 

そして一度、スイッチが入ると

ウガウガになってしまうほどの

かなりの凶暴っぷり。

 

コントロールが難しく

月に一度程度は、飼い主さんが

病院にお世話になるほど

強く咬まれてしまっています。

 

手放せないマナーベルトの

付け外しですら

安心して行うことが

できません。

 

 

またお散歩に出ても

抱っこばかりで

なかなか歩こうとしない。

 

しかも、他の犬にあっても

全く知らん顔。

 

遊ばせるにしても

急に怒り出して

相手の犬にケガでもさせて

しまったらと

飼い主さんも及び腰です。

 

 

 

一方、欲しい犬種を

ブリーダーさんから

購入したBさん。

 

こちらも、初めて

わんこを飼うには

少しハードルが高い

犬種でした。

 

そのため、

わざわざ隣県まで行って

ブリーダーさんに

相談してみたんだそうです。

 

 

昔、実家では

外犬を飼ったことが

あるとはいえ

室内飼い自分がお世話するのは

初めてだったから

不安だったそうです。

 

 

ちなみに、ですが

女のコは、出産させることができるため

ブリーダーさんが

手放さないことが多いので

男のコより、高価なんですよ。

 

だから、Bさんは

最初、女のコと

考えていたようですが

経済的な理由で

男のコを考えることに

したそうです。

 

そして、トイレの躾や

性格など、気になることを

相談している時、

ブリーダーさんの所に来る

男のコたちを見ていて

大丈夫と思えたんだそうです。

 

 

というのも、

そのブリーダーさんのところには

兄弟犬などが、トリミングなどで

頻繁に訪れており

 

そこで販売された

わんこたちは

他のわんことの

触れ合いの仕方

すでに学んでいたのです。

 

結果、Bさんは

ブリーダーさんから

男のコを購入。

 

もちろん、Bさんのわんこも

トリミングの際には

兄弟犬と遊ばせていましたので

今は、ドッグランに連れて行っても

楽しく遊べるそうです。

 

 

その他にも

ブリーダーさんには

飼い方や食事なども

たくさん相談にのってもらっていたから

飼い方さんも周りも認める

優等生わんこです。

 

 

 

良いブリーダーさんは

見た目だけではなく

性格も含めた

ブリーディングをされています。

 

だから、扱いやすいんです。

 

めちゃくちゃ可愛い顔してるので

写真載せたいぐらいですが♪

 

 

ご紹介したお2人ですが

購入先が違うと

こうも違うものかと

正直、驚きました。

 

たまたま、同時期に

購入された方々で

犬種は違うのですが

わんこの生活の質

全く違うということは

わかりますよね。

 

 

 

犬生の充実も大事



Aさんは、咬まれても

かわいくて仕方のない様子ですが

一歩、間違っていたら

不要犬になっていても

おかしくない状況です。

 

この状況を聞いた人には

 

「それでかわいいの?」

 

「よく飼っていられるね」

 

と言われることも

あるそうです・・・(;´∀`)

 

これからも、飼い方さんは

よほどのことがない限り

飼い続けていくでしょうが

正直、犬が不憫です。

 

 

というのも、飼い主さんから離れると

問題行動が減るのです。

 

 

以前、預りをした時に

最初に、一度だけ

トイレじゃない場所に

おしっこをかけたので

私が叱ったんですね。

 

それ以来、

預り中のトイレは

完璧です。

 

というか

おしっこをしたら

ほめてほしくて

駆け寄ってきてくれます。

 

顔も穏やかになりますし

とても甘えん坊。

 

でも飼い主さんが

迎えに来ると唸りながら

あちこちに、おしっこをかけて

帰って行きます。

先に、マナーベルトは付けておきますけどね。

 

 

私から見ると

飼い主さんは

このわんこにとって

信用ならない人

という感じに見えます。

 

 

安心出来ない人になっているのかも

しれないなと思います。

 

そう思う人と

生涯ずっと不安の中

このコは暮らすのだろうかと

不憫に思ってしまうのです。

 

これは、飼い主と犬の性格の

ミスマッチです。

 

 

思ってたのと違う

というのは

どんなわんこを飼っても

あることだと思います。

 

だからこそ

飼い主さんになる人の

レベルであったり

わんこの種類や性格など

熟知した人から

わんこを購入することが

大事なのだと思うのです。

 

 

ですが、現状

子犬をバンバン仕入れて

売れ売れという

ペットショップのオーナーが

いることも事実です。

 

 

そういうオーナーの言い分は

トリミングは儲からないから

あくまでお飾り

 

 

ガラス張りにしてある

トリミング室は

目を引きますから

客寄せなのです。

 

 

そんなペットショップのオーナー

パピーミルと言われる子犬の工場が

今でも結託しているのは

遠い国の話ではありません

 

 

この日本で

今も起きている

ことなのです。

 

 

ところで、誰だって

飼いやすい犬を飼いたい

と思うんじゃないでしょうか?

 

あ!

 

私の知り合いの

ドッグトレーナーさんは

難しい犬にチャレンジしたい

という理由で、難しい犬を

あえて飼われています(笑)

 

 

あと、ずっと

同じ犬種を飼ってきた方

珍しい毛色のコを飼ってみたかった

という理由で、飼われていたりします。

 

もう、それは趣味というか

なんなら、私なんかより

その犬種をとことん

知っているレベルですからね。

 

それなら

わかりますよね。

 

もう、それは

例外です。

 

 

おしまいに

 

このお話は

長くなってしまったので

第二弾を続けて

お話していこうと

思います。

 

半分以上

できていますので

少しお待ちくださいね。

 

今回も読んでいただいて

ありがとうございました♪