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テイルの独断と偏見いっぱいな犬種図鑑~ラブラドールレトリバー~

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(写真はイメージです)

 

盲導犬として

皆さまにお馴染みなわんこといえば

ラブラドールレトリバーですよね!

 

盲導犬になっているわんこなだけに

 

賢い!

おりこうさん!

 

というイメージが

とても強いわんこだと思います。

 

ホントに

賢いわんこですよ~!

 

 ですが、他の犬種と同様に

注意しなければならないこともございます。

 

さてさて、今回は

ラブラドールレトリバーの魅力について

お話して参りましょう!

 

ラブちゃんの歴史

 

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(写真はイメージです)

やはり、わんこの性格を語るには

そのわんこの種類ができた歴史について

お話していかないといけませんね。

 

ラブちゃんは、カナダのラブラドール半島が

発祥の地であることから

その名が付けられたらしいです。

 

発祥の地から、その名前がついたわんこって

他にもいますからね。

 

なるほど、と思ったのですが

実際は、19世紀初め頃に

ニューファンドランドから

イギリスに輸入され

改良固定された犬種で、1903年

JKCに公認されたんだそうです。

 

あれ、じゃあ違うのかしら?

 

公認直前のわかっている歴史上は

そうだったということなのかな~?

 

いいわんこだから

 

「うちが発祥よ!」

「いや、うちが!」

 

的なことかしら・・・?

 

テイルの妄想はさておき

その勤勉な性格から、

現在は家庭犬や盲導犬としても

多く用いられる犬種ですが

元々は、猟犬のわんこです。

 

猟犬のわんこって

人と何か、お仕事をするっていうことが

大好きなわんこですからね♪

 

だから、現代でも

お仕事してるわんこが

多いんでしょうね。

 

これからも、使役犬としても

愛されていく犬種ということは

間違いなさそうですp(^-^)q

 

 

 ラブちゃんの被毛

 

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(写真はイメージです)

ラブちゃんって

ツルツルした被毛が

なんとも気持ちがいい犬種ですね。

 

あの被毛は

短毛犬種に入ります。

 

だから、よく言われるのが

 

「毛の長いわんちゃんと比べると

ドライヤーが楽そう!」

 

ってよく言われます。

 

いやいやいや・・・・

 

あれ、トリマー泣かせですよ(汗)

 

言うなれば

スポンジです!!!

 

絞ると、いつまでも

いつまで~~~~も

水が出てくる・・・(泣)

 

もはや、湧いているのでは?

と思うぐらい(汗)

 

そして、乾いたかな?

と思っても、その被毛の脂で

まだ濡れているのか、脂で湿っているように

感じているのか、判断が付かないという

エンドレスな状態になります。

 

だから、私に無駄に触られて

時間がかかってしまうんですよね(・・・遠い目)

 

そうそう、以前

九州地方のお住まいのラブちゃんを

トリミングしたことが、あったのですが

あれは、すごく合理的でした!

 

トリミングの内容は、

首の辺りから、体をバリカンで刈って

境目をぼかしてあげる感じです。

 

体の被毛が

顔などに比べて

長めなので

長い部分をカットしてあげる

感じです。

 

 

ちなみに、九州地方では

一般的なのだそうですよ。

(↑その飼い主さん談)

 

 

よく川遊びさせるらしくて

余計に、乾きが早いほうがいい

とのことでした。

 

その時、

 

「ラブちゃんって、

スポンジみたいですものね」

 

という意見に

激しく同意していただきました(笑)

 

 

 

そして、ショップでのトリミングは

初めて頼んだとのことで

 

「ものすごく、きれいになった!」

 

と感動していただけて

ホントに嬉しかった~・・・(#^^#)

 

たまたま、旅行で遊びにいらして

飛び入りでトリミングさせていただいたので

一度きりでしたが、とてもいい経験になった出来事です。

 

 

そんなラブちゃんの被毛の色と言えば

黒一色、黄色一色、チョコレートの一色等で

ある程度の濃淡まで許されているのが

スタンダードなんだそうです。

 

確か、ポメちゃんの時にも

お話したような気がするのですが

この色で、性格も違うんですよ。

 

一番、ラブちゃんで飼いやすいのは

イエローのラブちゃんです。

 

一番、おっとりさんが

多いと思います。

 

そして、ブラックは

ちょっとやんちゃで

元気いっぱいなわんこって感じ。

 

それから、チョコレートは

一番、野性味が強くて

上級者向けのわんこだと思います。

 

以前、お仕事で

お会いしたことがある飼い主さんが

すごく印象的なことを

おっしゃってたのです。

 

 

というのも、その飼い主さん

ずっとラブちゃんだけを

飼ってきた方なんです。

 

ですが、

初めてチョコを飼ったら

 

「全然、(他のラブと)違う。この子は大変だ!」

 

っておっしゃるんですよ。

 

その飼い主さんは、また新しい

ラブの一面を見ることができて

とても嬉しそうでしたが

 

それは、今までの

経験があってのこと。

 

「ラブで一番、扱いが難しく

躾も入りにくい」

 

と、おっしゃっていました。

 

このように、同じ犬種でも

カラーにより、性格が

違うことがあります。

 

初めて、わんこを飼う場合には

その辺りも考慮されることを

おすすめします。

 

おしまいに

 

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(写真はイメージです)

明るくて

人が大好き!

 

そういう性格のラブちゃんが

すごく多いのですが

 

たま~に、怖がりで

唸って触らせないという

ラブちゃんに会うことがありました。

 

やはり、飼われている環境や

躾によっては

扱いに困ることになります。

 

大型犬種ですから

その大きさで、唸られたり

吠えかかられたりすれば

結構な、恐怖です。

 

また、はしゃぐと

一気にテンションが上がって

家の物を破壊する

なんていうことも

珍しくはない犬種です。

 

その辺りは、やはり覚悟を持って

飼って欲しい犬種です。

 

また、気を付けて

欲しいことがあります。

 

まず、お耳が垂れているわんこなので

耳の病気になりやすいです。

 

こまめに洗浄や

チェックを忘れずに。

 

また、食欲が旺盛で

太りやすいです。

 

可愛いので

ついつい、という気持ちも

わかるのですが

食事管理をしてあげて

健康には気を付けてあげたいですね。

 

 

個人的には、ラブちゃんの

あの尻尾が大好きです。

 

独特な形状は

カワウソのような尻尾

という意味の

 

「オッタワテイル」

 

と言われています。

 

あれ、ブンブン振って

ぶつけられると

意外と痛いっす(笑)

 

でも、あのブンブンに

ラブちゃんからの

愛情を感じるんですよね♪

 

今回は、大型犬種の

ラブラドールレトリバーをご紹介しました! 

 

次は、あの犬種にしようか

この犬種にしようか

好きなわんこが多すぎる~(汗)

 

以上、ブンブン尻尾に

直撃されたいテイルでした!

 

 

 (参照にした本 ペットライフ社 犬種図鑑より)