トリマーのお役立ちするかもしれないブログ

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犬のお手入れって、どうすればいいの?~飼い主さんができることでいいのよ編~

 

 

 

こんにちは!

 
あなたの愛犬の悩み、解消していきましょう!
 
飼い主さんの心の相談員「テイル」です♪(笑)
 
引かないでぇ~!(汗) 
 

最初なので
何をお話しようかと
思いましたが

愛犬のお手入れの悩み
について、お話していきたいと思います。
 
 一応(?)、わたくし
トリマーなんで♪
 
 
現在は、わたくし
フリーで、トリミングを行っている
ということもあって
トリミング以外でも
飼い主さんと交流することが
増えたんですよ。
 
 
そしたら見えてきたことが・・・。
 
 
ペットショップの店長をしていた頃は
そのことには、気が付くことは
かったんですよね。
 
 
そんなことをシリーズ化していったら
面白いかな、と思ってます♪
 
 
実体験のことなら
もしかしたら皆さまの
愛犬の悩みに通じること
あるかもしれないじゃない?(^_-)
 
というわけで、ではでは
今日は、その実例をご紹介しながら
お話させていただきたいと思いま~す!!
 
 

ブラッシングが、大っ嫌いだったポメちゃん

 

 
 (写真はイメージです)
 
 
わたしのお客様の中に
担当して、もう10年になる
ポメラニアンのわんこがいます。
 

この子、ブラッシングが
だいっっっっっっ嫌い』でした。
 

というのも
公園に捨てられていた
という悲惨な過去があり
迷っているところを
わんこ好きな方に保護されたんです。
 
 

見つかったときには
もう固まってしまうほど
毛の状態が悪く、毛玉は
マット状だったそうです。
 
 
保護した方は、その見た目では
 
「新しい飼い主さんも見つからないだろう」と
 
ポメちゃんのグルーミングを
お願いしたんです。
 
トリマーさんは
一生懸命に、毛玉取りを
してくださったそうです。
 
 
え?
 
 
そんなに毛玉が酷ければ
刈ってしまえばいいじゃない?
 
 
うんうん!
 
 
そう思われた方もいらっしゃるでしょうね。
 
 
 
わんこは痛いですし
トリマーさんも大変ですし
どうせまた生えてきますしね!
 
 
でも、じゃあ
何故、トリマーさんは
刈らなかったのでしょ~か?!
 
 
 
新しい飼い主さんを見つけるためには
 
「毛を残した方が可愛いから!!」
 
 
 
確かに、
一理ある!
 
でも、実は
違うんです
 
 
その理由というのは
実は、ポメラニアンは特殊な部分があって
毛を刈ってしまうとホルモン異常を起こして
毛が、生えてこなくなって
しまうことがあるんです。
(必ずではないです)
 
 

それを知っていたトリマーさんは
必死に、毛玉を取ってあげたんですね。
 

もう、そこまでの状態になると
さすがに、いくら頑張っても
全く、痛くなく
毛玉を取るということは
不可能です。
 

そしてその後、
ご縁があって、わたしが
担当することになったのですが・・・
 
 

ま~っ!!!大変!!!(;゚Д゚)
 
 

ちょっとの毛玉でも
即、本気咬み( ;∀;)
 

口輪をしても
唸りっぱなし(@_@)
 

そこでスイッチ入ったもんなら
なんでも怒って
咬みつこうとする・・・(゚Д゚;)
 
 
 
でも、褒めたときは
とっても可愛い♡( *´艸`)
 
 
 
それが、わたしにとって
とにかく救いでした(笑)
 

それから一年くらい
とにかく頻繁に、なるべく毛玉にならないうちに
トリミングに来てもらえるように、お願いをしました。
 
 

わんこって、頭がいいので
覚えてはくれますが、あまり間が空く
やっぱり忘れちゃうんです。
 
 
 
それに、躾という
躾もされていなかったので

飼い主さんにも
やはり、咬みつきました。
 
 

でも
この飼い主さん、
強くって(笑)
 
 
 
咬まれながらも
自宅で、なんとか
ブラッシングしてくれてたんです。
 
 
 
ところが、ある時
飼い主さんのお仕事の都合で
しばらく、ブラッシングできなかったんです。
 
 
 
そして、見てみると
やはり、もつれてはいます。
  
 

でも、やってみて
すぐに、気が付きました!!!
 
 
おとなしい!!!(・_・;)
 
 
 
いつもなら
とっくに、怒っててるのに
唸るだけなんですよ!!
 
 

そう言ってるうちに
まさかの終了・・・。
 
 
 
どういうこと( ゚Д゚)?!
 
 
 

それで飼い主さんに
お帰りの際に
聞いてみました。

自宅では、相変わらず
ブラッシングは
咬みついたということでした。
 
 

そして、飼い主さん
 
あたしがブラシをしない方が良いのかも」と。
 
 
 
それで
次もお試しで
自宅でのブラッシングは
しに。
 

それを繰り返していった結果
わたしには、全く
咬まなくなりました(#^.^#)(笑)
 

はい!
わたしには、です(笑)
 
 
 
飼い主さんが言うには
テイルさんのことは、認めたんだろうね~」と。
 
 
 
そして
下手な人が、チョコチョコやるよりも
上手な人に、定期的にやってもらった方がいいんだね
 
 

という結論に達して
現在も1か月~2ヶ月の間には
必ずいらっしゃってます。
 
 
 
飼い主さんも、忙しい中で
無理してブラッシングすることから
解放された、とおっしゃってました。
 
 

今回の教訓!


 

  (写真はイメージです)


最近は、本当に

真面目な飼い主さんが

多くて、驚きます。

 

 

もちろん、飼い主さんとして

頑張ることも必要です。

 
 
 
でも、咬まれれば
それに対しての恐怖は、
誰しも感じますよね。
 
 

お手入れは、してあげなければ
という思いは大事ですが
 
でも、そこで
飼い主さんもわんこも
お互いが、ストレスになってた
と思うんです。
 
 

そこをスパッと止めて
専門の人に
丸投げしてもいい
と、わたしは思います。
 
 
 
トリマーになる時
わたしも一応、専門学校を卒業して
資格を取りました。
 
 
当時でも
年間で、100万程度は
かかったと思います。
 
 

2年通ったから
ざっと、200万程度は
かかってるんですよね。
 

その上、働いて
更に、経験を積んで
やってるんですもの。
 
 
ちょっと、やったことがあるって人より
やっぱり、
上手いんじゃ
ないの?( `ー´)ノドヤァ(笑)
 
きゃ~っ!
調子にのりました!(汗)

これからも
精進いたします・・・!*1
 
 
 
どこまでできるかは
人によって様々です。
 

わたしは、カットの技術も
ほめていただけるように努力していますが

何より、わんことの
コミュニケーションが
大事だと思っていて
 
わんこと飼い主さんとの
信頼関係を築くことに
重点を置いています。
 
 
 
あなたと愛犬が
信頼関係が築ける
トリマーさんに出会っているなら
全て、その辺はお任せしてしまうってことも
決して悪いことではないと思うんですよ。
 
 
今回は、飼い主さんが無理せず
トリマーに、丸投げしてしまう方が
結果、良かったというお話でした。
 
次回からは、具体的に
ブラッシングや肛門腺の絞り方など
実践編をお届けします!
 
次も読みたいよという方は、こちらから♪
 
 
 
今後の皆さまの
お役に立てたら幸いです♪
 
 
 

*1:+_+