( <a href="https://www.photo-ac.com/profile/430898">akizou</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真 )
こんな偉そうなタイトルを
つけてしまったのですが
上から目線な内容では、全くございません!
悩んでいらっしゃる飼い主さんがいらしたら
参考になるといいなと思う内容でお届けします!
今回は、以前
【大型店と専門店のメリット・デメリット】
の中で、予告していた
動物病院についての
お話をさせていただきます(^^♪
動物病院というと
ケガや病気の時は、もちろん
予防接種やフィラリアの予防薬を
もらいに行くこともあって
飼い主さんが、定期的に
訪れる場所だと思います。
そして、飼い主さんが
悩むことになるのは
我がコが病気になった時
だと思います。
それで、大きくわけて
獣医さんが1人、もしくは
2人で診ている小規模な動物病院と
獣医さんが、数人から
十数人程度いらっっしゃる
大規模な動物病院について
2つに分けて
そのメリット・デメリットを
お話していこうと思います。
では、早速いってみましょう!
アットホームほのぼの小規模動物病院
獣医さんが、1人か2人の
小規模な動物病院は
ご夫婦で営んでいるような
アットホームな動物病院が
多いです。
動物看護士さんたちも
※患畜さんのことは
だいたい把握していて
来院した際には
「○○ちゃん、ひさしぶりね~」
などという会話が
飛び交っている
ほのぼのな所が多いです。
(※その病院にかかっている動物のことです)
なので、病気になって
病院にかかる際には
もちろん、カルテもありますし
担当の先生が、そのコの
飼育環境だったり、性格も
把握していることが多いです。
では、そのメリットです。
例えば、イボを取る手術が決まった
としましょうね。
それで、飼い主さんが
前から、歯石の除去もして欲しい
と思っていたとします。
これまでの経緯がわかるので
獣医さんの方から
一緒に手術してしまおう
という、提案をしてもらえたりします。
せっかく麻酔をかけるので
一度に、やってもらえた方が
良いですからね。
また、先生や看護士との
会話が多いので
相談がしやすい
というメリットも
あると思います。
では、次に
デメリットです。
それは、先生によって
病気の得意、不得意がある
ということです。
動物病院は、内科から外科
眼科に耳鼻科などと、全ての科を
網羅して、診て下さるわけです。
そうすると、内科が
得意な先生もいれば
「一日中、手術室に籠っていたい!」
という外科が
得意な先生もいます。
(実際、そう言っていた先生がいらっしゃいました(^-^;)
だから今後、専門の病院が
できるかもしれませんが。
(近年、専門の病院が開設されています!2023.2更新)
現状、ほとんどの動物病院では
いろいろな症状を
獣医さんが全て診ていますので
そうなると
「なかなか治らない」
というようなことも
起こってくるというわけです。
では、次に
総合病院のような
動物病院について
お話していきますね。
総合病院のような大規模動物病院
常に、獣医さんが
数人から数十人程度いる
総合病院のような
動物病院もありますよね。
そういった病院では
経験豊かな院長先生と
そこに修行にきている
若い先生たちがいるような病院と
たくさんの先生たちが
常時、何人かいる
病院と2通りあります。
そのどちらも
獣医さんが多くいる
のは、一緒ですね。
そうすると、たくさんの
先生がいらっしゃるので
外科が得意な先生がいたり
皮膚科・眼科・耳鼻科など
それぞれに得意がある先生が
揃っちゃってる
可能性があるわけです。
そのメリットですが、例えば
目の異常があったので
同じ病院内の眼科の得意な先生に
診ていただきましょうという
提案をされたりもするわけです。
さて、そのデメリットですが
こういった動物病院でも
先生の指名ができて
ずっと診てもらってる場合は
小規模の動物病院と同じように
経過や状況を把握されていることが
多いのですが
人気の先生を指名をすると
待ち時間が長かったり
行ってみたら、担当の先生が
お休みしてる場合もあります。
そうすると
担当の先生を諦めて
他の先生の診察を受ける
ということも、少なくありません。
具合が悪くなるタイミングは
決められませんからね。
その場合、初めての先生は
どうしても生い立ちや環境、
性格や経過までは
把握できないんですよね。
もちろん、カルテは見ていただきますが
全て目を通すことも
それまでお話した内容も
把握することは不可能ですから。
実は、うちの
おばばにゃんこの時にも
これが後々、ネックに
なってしまいました。
保護して
病院に行った時も
具合が悪くなって
病院に行った時も
後々、病院に行くたびに
全て、違う先生が担当してくださったので
抜けてしまったことがあって。
保護した後
あまりに鳴くので
避妊手術をしていないのかと
手術をお願いしたのです。
でも麻酔をかけて
お腹の毛を剃ったら
避妊手術の痕があったんです。
最初に診察を受けた時に
犬歯が折れていたので
その時に抜歯をしていれば
あんなに苦しまなくても
済んだのですが
その時は、ただ麻酔をかけて
負担をかけただけになったんです。
開腹予定でしたから
歯の治療はできないので
獣医さんから、歯のことは
触れられなかったんです。
しかも、手術を
お願した獣医さんと
執刀した獣医さんとは
違う人でしたので
状態の把握は難しかった
のかもしれません。
でも、開腹をしなくていいので
せっかく麻酔かけたのなら
抜歯してもらえば良かったと
後悔しています。
そこだけは、未だに
おばばにゃんこに
申し訳なく思っています。
最終的には、その病院で
自然に任せるという看取りの考えを
理解してくださった先生が
「それで良いと思います」
そう言ってくださったことを
支えに、最期まで頑張ることが
できました。
たくさんの人がいる
ということでの
メリット・デメリットが
あるというわけですね。
おしまいに
私が思うに
動物病院といっても
結局は、人と人の相性なのかも
しれないなと。
例えば、出来る限り
行える限りの予防も治療も
全て行いたい、という
飼い主さんもいらっしゃれば
私が、おばばにゃんこを
看取った時のように
なるべく自然に、苦痛を少なく
という考えの元、治療選択をする
場合もあると思います。
そこで例えば、そこの獣医さんが
飼い主さんの方針に沿った治療ではなく
違った方針で、進めて行きたいという場合や
その治療についての説明が
納得できないなどという場合には
セカンドオピニオンという形をとって
違う獣医さんに、ご相談されてみるというのも
必要なことだと思うのです。
最近は、2ヵ所の
動物病院の診察券を持っているのが
スタンダードになってきていますよ。
それで、極端なお話かもしれませんが
もし、飼い主さんが
その獣医さんのことを
信頼し、頼りにできる存在で
言い換えれば
人として大好きなのであれば
その経過や最期が
どういった形にしろ
納得のいくものになる
のではないかなと
私は、思うのです。
私が以前、
動物病院に勤めていた時
患畜さんが亡くなると
飼い主さんが後日、ご挨拶に
いらっしゃることが多かったんですね。
そして、みんなで
亡くなったコの
思い出話をするんです。
そして、
「ありがとうございました」
と言われる姿を見て
悲しいけれど
後悔もあるけれど
その犬生や猫生に
満足している気がしたのです。
飼い主さんが、納得した最期を
迎えることができたならば
愛する我がコも、納得してくれる
と、私は信じています。
全ての人と一緒に生きる命が
幸せな一生を過ごせることができますように
以上、テイルでした♪