トリマーのお役立ちするかもしれないブログ

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トリマーあるある~新人さん困惑編~

前回から、いろいろあって

忙しくしていたので

更新が止まってしまいました。

 

トリミングさせていただいている

わんこの訃報が続いたりと

年齢を考えると

仕方のないことなのてすが

私が飼い主ばりにペットロスに

毎回なるもんですから

なかなか立ち直れなくて(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)

 

でも、最期まで携われて

見送ってあげられたことに

本当に感謝しかないです。

 

そうは言っても

やっぱりさみしい༎ຶ⁠‿⁠༎ຶ

 

さてさて、今回は

前回に引き続き

トリマーあるあるを

お話していこうかなと

思います。

 

以前にもお話したように

わんこのトリミングや

グルーミングの躾は

必要です。

 

期間的には、おおよそ

生後半年から10ヶ月ぐらいで

だいたい完成します。

 

子犬から来ていただいて

通常の状態の場合ですけとね。

 

なので、もちろん

性格や苦手な項目によっては

もっと時間がかかることも

多々あります。

 

先日、初めましてのトイプーちゃんに

お会いしたのてすが

もう既に生後7カ月でした。

 

予約の状況から

新人さんに最初は担当してもらい

私の手が空き次第

私がカットする予定でした。

 

でも、とても優秀な新人さんなので

可能であれば

全て担当してもらうことに。

 

7カ月だと通常、躾が終わっていて

特に、今回のようにトイプーちゃんだと

カット犬種の中のカット犬種なので

何度か、他店に行かれているのかと思いきや

 

もう1頭、グルーミングのみの犬種の

先住犬を飼っていらっしゃることもあり

飼った時にトリミングしてもらって以来

飼い主さんがやっていたとのこと。

 

足裏の毛は、バリカンがあるので

なんとかなっていたようで

爪切りはお散歩をよくしているので

必要な時に、たまに動物病院で

切ってもらっていたとのこと。

 

毛は盆栽状態で(笑)

あちこちがボコボコと

毛があったりなかったり

という感じでした。

 

グルーミングもトリミング台も

全く慣れていないので

とにかく、抱っこ抱っこで

甘えていました。

 

あーあ、と思っていると

 

「テイルさん、ちょっとムリです」

 

取り掛かってすぐ

新人さんが音を上げました。

 

「どーしたの?」と

そばに行くと

耳の中の毛が

森のようになっています。

 

通常、カットをする犬種

例えば、プードルやマルチーズ

シュナウザーやヨーキーなど

毛が延々と伸び続ける犬種は

耳の中の毛もたくさん生えて

伸びてきます。

 

トリミングやグルーミングの時には

耳の毛を指や鉗子を使って

引き抜いてから

お掃除をします。

 

それが、耳の穴が埋まって

その毛が、毛玉になるほど

伸びていました。

 

当然ですが

耳を触られ慣れていないので

本犬も大暴れ。

 

なだめて、なだめて

新人さんも頑張ったけど

難しいようでした。

 

初めましての挨拶は

預かってすぐにしていたので

「宜しくね」の挨拶をして

耳毛抜きに取り掛かりました。

 

私が始めても

やはりイヤイヤで

立ち上がって

抱っこをせがんでいたので

そのままの姿勢で

指である程度

抜いてしまいます。

 

ちょっと抜いて

たくさんほめて。

 

ある程度、抜けたところで

しっかり座らせて

頭蓋骨を保定します。

 

そこからは

鉗子を持って

スカスカと抜いていきます。

 

すると、さすが

トイプーちゃん。

 

ビタッと動きを止めて

あっという間に

終わりました。

 

終えたら

新人さんと一緒に

外国人ばりのオーバーリアクションで

褒めまくりました(笑)

 

 

たくさん生えていて

耳の聞こえも悪かったのでは

ないかと思うんです。

 

おしまいに、新人さんに

耳の中を拭いてもらうのは

身を捩って足をパタパタ、

よほど痒かったんてしょうね。

 

今回は、おおよそ

生えている毛を抜いて

終わりにしました。

 

完全に行うのは

確かに大事なのですが

今回は成功体験をして

帰って欲しいからです。

 

頑張ったら

たくさん褒めてもらえて

痒かった耳も

よくなった!

という成功体験です。

 

これが、時間がかかり過ぎたりすると

わんこの記憶の中では

押さえられて嫌なことされた

のイメージが強くなってしまい

余計にやらせなくなってしまいますからね。

 

この潮時というのでしょうか

それは長年の勘というか

わんこの状態を見ての判断になります。

 

その後、ブローが終わってからは

まずまず落ち着いていたので

カットも新人さんにお願いすることに。

 

ところが、顔のカットになると一変。

 

トリマーは顎下の毛を持って

犬をコントロールします。

 

これも慣らしていくのてすが

カットに慣れていないので

そのトイプーちゃんは

顔を右へ左へと捩ってしまいます。

 

新人さんが

顔のブローになると

なかなかの困惑ぶりでしたから

カットは難しいかなと

思ってはいたので

すぐに交代しました。

 

顎下の毛を持つと

また右へ左へと

顔を傾けて

それでもダメだと

立ち上がって

身を捩って手を離すのを

狙ってきます。

 

私はトリミング台から

一歩下がります。

 

これは、犬が抱っこをせがむのには

遠い距離に行くのです。

 

立ち上がろうとしたら

顎下の毛を下に引きます。

 

ストンと四つ足で立ったら

OKです。

 

これを3度繰り返しました。

 

すると、トイプーちゃんは

やはり、さすがです!

 

ピタッと止まって

くれました。

 

また、顔を傾けようとしたら

一言、「ノー」と叱ります。

 

すると、カットしているうちに

うっとりして顔を

私の手に預けてくれました。

 

安心してくれたのね!

と喜びも束の間、

お目々シパシパ(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)

 

 

あれ、もしかして

眠い?

と思ったら

ウトウトし始めちゃいました。

 

カット中はハサミを使いますから

しっかり立っていて欲しいのですが

ましてや、顔のカット中は

お目々が開いててくれないと

難しいんです。

 

しかも、このコ

毛色がブラック(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)お目々見えない

 

「〇〇ちゃ~ん!起きて〜!」

 

という必死の声がけに

当の本犬は尻尾は

軽くユラユラと振るけど

目が開かない。

 

他のスタッフも

それを見て大笑い。

 

可愛いんだけど

とっても困った出来事でした。

 

今回のプードルちゃんは

たまたま覚えも良く

諦めも早かったので

これからなんとか

覚えてもらえそうですが

状態によっては

難しくなります。

 

そうすると

倍の時間がかかったり

人数を増やしての対応になり

料金も上がってしまうことになります。

 

自宅でできることはする

というスタンスが

決して悪いわけではないのですが

トリミングが必要な犬種で

トリミングに必要な躾が入っていない場合

思わぬ出費にもなりますし

場合によっては、ショップや

サロンからお断りされてしまい

途方に暮れることになりかねません。

 

まずは、飼い始めた犬種が

トリミング必須の犬種である場合

仔犬の時から、躾を入れてもらうつもりで

ベテランのトリマーさんに

トリミングしてもらって

躾を入れてもらうということも

皆さまに知っておいて欲しいなと

思った出来事でした。

 

また優秀な新人さんでも

こういった感じて

対応が難しいことは

あるあるてす。

 

こればっかりは

扱ってきた犬の頭数で

会得していくものなので

今回は新人さんにとっては

とても良い経験になったと思います。

 

生き物てすからね。

 

個々に違いますし

対応も変えないといけないんてすが

新人さんには、その引き出しが

まだ数少ないんてす。

 

私がちょっと長くトリマーしてるだけ

なんですけど

 

「さすがで〜す」

 

と、羨望の眼差しを向けられて

ちょっと照れちゃったテイルでした(笑)

 

 

※なかなか投稿出来ないので

文字だけで上げてしまいます。

後ほど、修正しまーす!