トリマーのお役立ちするかもしれないブログ

トリマーと動物看護師の経験から役に立つ情報をお届けしています!

犬のワクチンの必要性~半端ない!犬パルボウイルス感染症~

注射

 

飼い主の皆さま、こんにちは!

皆さまの疑問を解消!テイルです!

 

新型コロナウイルス

大変なことになってしまっていますね・・・

 

 

それに、わんことにゃんこから

陽性反応が出た、というネットニュースに

すごくビックリしました。

 

わたしが読ませていただいた中では

トラさんも感染が確認されて

重症ではないものの、症状が出ているとのこと。

 

猫科の生き物は、感染し

発症するってことなのでしょうか・・・?

 

本当に

したたかなウイルスですね~"(-""-)"

 

うちには、ヨタヨタしている

おばばにゃんこがいて

余生を懸命に生きています。

 

保護してから数年。

 

大変な思いをしたであろうから

余計に、猫生を全うさせてあげたい。

 

だから、もし感染してしまったら

と思うと怖い!!

 

でも!

 

とにかく

私たち飼い主から感染するわけですから

私たち人間が広めないことですよね!

 

手洗い、うがい、そしてネコスイで

免疫を高めて参りましょう!(笑)

 

 

 

ところで、皆さま

ウイルスという言葉を

こんなに毎日のように話題に上ったことって

なかったのではないでしょうか。

 

感心が向いているとことで

以前、猫パルボについて

お話させていただいたので

今回は、犬のパルボウイルスについて

お話をさせていただこうと思います。

 

 

パルボってどんな感染症かって

愛犬の皆さまなら、ご存知かもしれませんが

その感染症の恐ろしさを

実際に、見たことや聞いたことって

ありますか?

 

 

 

たぶん、

 

「下痢が続く」

「食欲がなくなる」

「咳をする」

 

そういたことは

ご存知かと思うのです。

 

 

でも、わたしが

お聞きしたいのは

そういった症状ではなくて。

 

 

感染したわんこが

どんな風だったかを。

 

 

それは、わたしの

忘れられない体験になりました。

 

それぐらいに

わんこは、ツラい思いをするのです。

 

 

今回は、そのワクチンの必要性を

皆さまに、感じていただきたいと思って

泣きながら、お伝えしていきたいと思います。

 

 

パルボウイルスの恐ろしさ

ハスキー子犬

(写真はイメージです)

 

 

わたしが勤めていた時に

一番、強烈だった出来事をご紹介します。

 

 

その当時、 犬パルボウイルス感染症という病気が

子犬の中で、流行ってしまっていました。

 

 

このパルボウイルス、

感染力が半端ないんです。

(カッコイイ「半端ない!」なら、いいんですけどね 笑)

 

 

感染したわんこの排泄物に

パルボウイルスがいるのですが

例えば、その場所を消毒しきれなかった場合

パルボウイルスは、そこに潜んで生きています。

 

 

そして乾いて、浮き上がり

フワフワと空気中に舞って

呼吸しているわんこの体の中に入ります

 

 

通常、こういったウイルスは

体外に排出されたり、乾燥したりすることで

生きていられないものが、多いのです。

 

 

また、生きていたとしても

短い時間であることが、多いのです。

 

 

でも、パルボウイルスは

そんなことには負けません。

 

 

怖いのが

服や靴などにパルボウイルスが付いた状態であれば

運ばれてしまうということ。

 

 

そして、健康なわんこに

感染させてしまう危険性があるんです。

 

 

これは、わたしたちが外に出て

どこかでパルボウイルスを付けて

気が付かないうちに、 持ち帰ってしまう

という危険性があると言えます。

 

 

それは、不特定多数の人やわんこが

行きかう公園でも、可能性があるということです。

 

 

公園に行ったら

例え、遊具に触らなくても

ベンチに座らなくても

必ず、 歩いて通りますよね?

 

 

その時、靴の底についた生きたウイルスを

持ち帰ってしまうかもしれないんですよ。

 

だから、万が一

 

「うちのコは、外に出ない」

 

 

そういう環境のわんこだとしても

かかる可能性があるということなんです!

 

 

そして、パルボウイルスは

アルコールなんかでは、死にません。

 

 

高濃度の次亜塩素酸か、

ホルムアルデヒドなどでないと、

パルボウイルスは、死んでくれないんです。

 

 

簡単にいうと、石鹸程度では

へこたれないんですね。

 

 

また、その治療も

対処療法のみです。

 

 

対処療法というのは

脱水が起こっていれば

点滴をする、などの治療です。

 

 

直接、効くお薬はありません。

 

 

だから、 そうやって獣医さんが

適切に治療してくれたら

あとは、その子の体力や抵抗力で、

回復できるかどうかなんです。

 

 

また、パルボウイルスの特徴である症状は

トマトジュースのような真っ赤な血便です。

 

 

通常でも、ヒドイ下痢をすると 

血便が出ることがあります。

 

それでも、やはり

わんこ関係の仕事をしていると

正直、ビビります!(汗)

 

 

でも、

パルボにかかったコの下痢は

ある意味、特別です。

 

だって

本当に、真っ赤ですし

ジュースのように、水下痢なのです。

 

 

繰り返しますが

パルボウイルスの下痢は

トマトジュースのように

本当に、真っ赤な下痢です。

 

 

その下痢を見ただけでも

ツラいのがわかります。

 

 

ある日、 グッタリした様子の

シベリアンハスキーの子犬が運ばれてきました。

 

 

大型犬なので、子犬にしては

他の種類よりは、体の大きい種類のわんこです。

 

 

最初は、身体の置き場がないようで

向きを変えてみたり、頭の置き場を探ったりしていました。

 

 

本格的なトマトジュース下痢が始まると

グッタリして、息も絶え絶えになっていきました。

 

 

その息は

 

「苦しい」

「痛い」

「しんどい」

 

そう訴えています。

 

 

でも、 わたしたちは

応援するしかありません。

 

 

「なんとか、なんとか頑張って」

 

「そしたら、いっぱいお散歩して、美味しい物食べようね」

 

 

獣医さんも、悩み悩み

できることを次々に行っていきます。

 

 

でも、次の日

小さな命は

お空に帰っていきました。

 

 

お掃除の手伝いに

獣医さんと部屋に入ります。

 

 

そのわんこのケージを

開けました。

 

 

わんこは、あまりの苦痛に

ケージに噛みついて、亡くなっていました。

 

 

 

どんなにか

ツラかったのか

ケージの網の部分に、ギッチリと

噛みついたまま、亡くなっていたんです。

 

 

どうか皆さま

想像してください。

 

 

そのツラさを・・・。

 

 

ハスキーは

その咬みついた扉に

そのまま引きずられるように

出てきてしまいました。

 

 

顔には、網目がしっかりと

痕になっていました。

 

 

柔らかな

ベッドの上ではなく。

 

 

飼い主さんの

腕の中でもなく。

 

 

顔に痕が付いて

苦悩の顔をしたまま。

 

 

わたしと獣医さんで

「頑張ったんだね」

「つらかったね」

「もう痛くないね」

 

 

そう言葉をかけながら

カフカのタオルを入れた

段ボールに移してあげました。

 

 

今、思い出しても

号泣してしまうほどに

悲しい出来事でした。

 

 

 ワクチンの必要性

 

虹

 

 

実は先日、初めてのご予約をいただいたわんこが

ワクチンの追加接種を行っていなかったことがわかり

ワクチンを終えてからのトリミングに

変更させていただくことになったんです。

 

 

というのも

お子さんを育てていらっしゃるママさんなのですが

その経験から、勘違いされていたんですよ。

 

 

それで、皆さまの中にも

勘違いされている方がいるかも

注意喚起させていただくことにしました。

 

 

人間の子供のワクチンって

生まれてから、たくさんあるのですが

追加の接種があったとしても、

赤ちゃんの時に終了するワクチンって

結構あるんですよね。

 

 

わんこのワクチンは

毎年、接種するものです!!!

 

 

一年ごとに

追加の接種が

必要なワクチンですよー!

 

 

人間でいうと

インフルエンザのワクチンみたいなものですね。

 

 

この飼い主さんは、

わんこのワクチンも

子犬の時に打てば終わり

と、勘違いされていたらしく

すぐに、動物病院に連れて行かれて

追加接種されました。

 

 

歳のわんこでしたので

感染症にかかる前で

本当に良かった!!!

 

 

一年ぐらいは

感染の危険がありながら

お散歩など、行っていたのですからね。

 

 

先に、お話したように

パルボウイルスは、強烈な感染症です。

 

 

苦しみも

半端ないです。

 

 

そういった

わんこにとって、感染したら

とってもツラい思いをして

死に至る可能性が高いものや

直接の治療法がないもの、そして感染力が高い病気が

ワクチンになっているんです。

 

 

そして、そのワクチンは

絶対に、かからなくするものではありません。

 

 

でも、ワクチンを打っていれば

症状を軽減するというのは

わかっています。

 

 

それに、こんな危険な病気を撲滅するには

ワクチンが有効的なのだということも

心のどこかに置いておいてください。

 

 

だって、わたしたち愛犬家にとって

こんな危険な病気が、なくなってくれたら

こんな嬉しいことないでしょう!?

 

 

もし、接種率100パーセントだったら

パルボウイルスが、いなくなるかもしれないんですよ!

 

 

うちの子は

可愛いのは当たり前ですが

愛犬家の方々は、わんこ全体が

大好きな方が多いでしょ?! 

 

 

不幸な

亡くなり方をさせない。

 

 

それには

ワクチン接種が不可欠なんです!!!

 

 

今回は、ワクチンの必要性を

犬パルボウイルス感染症を取り上げてご説明しました。

 

 

皆さま、ワクチン接種の必要性を

おわかりいただけましたよね。

 

 

愛犬と最期まで幸せに生きる

お手伝いになったら嬉しいです。

 

 

ショップでは教えない⁈シャンプー・リンス液の選び方・使い方を初公開!

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こんにちは!テイルです♪

 

今回は、前回に引き続き

シャンプーのお話なのですが

その時に使う、シャンプー液やリンス液についてです!

 

 

お店に行って

皆さまが、我がコに合う

シャンプーを探す時、 選ぶポイントは

どんなことでしょうか?

 

 

「うちのコは、ビーグルだから短毛用ね」

 

「うちのコは、シェルティだから長毛用ね」

 

 

などという感じで

選ばれていることが

一般的ではないでしょうか?

 

 

また、様々な香りや

その犬種に合わせて作ってあるものも

ありますよね。

 

そういったものから

選ばれている飼い主さんも

多いのかなと思います。

 

 

でも、わたくしテイルは

ちょっと違います!

 

 

わたしを含め、わたしの周りの

仲良しのトリマーさんは、さまざまな考えを経て

ちょっと違った使い方をしていたので

今回、ご紹介してみようと思います!

 

 

シャンプー・リンス液は、毛の状態で決める

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同じ犬種でも

どのコも同じ毛の感じってことは

ないんですよ。

 

 

もちろん、大まかには一緒ですし

同じようなタイプの毛のコもいます。

 

 

でも、同じダックスでも

毛質の硬めなコもいれば

ふわっふわのコもいます。

 

 

それに、色が鮮やかに見える子もいれば

少し、くすんで見える子もいます。

 

 

こういった場合には

シャンプーを選んであげると

仕上がりが、変わるんですよ♪

 

 

また、もともと

フワッフワな毛質のコに

長毛用のシャンプー・リンスを使うと

更に、フワッフワになって

確かに、気持ちいいのですが

飼い主さんの顔に、纏わりつくような

毛になってしまうことが、あるんです。

 

 

 

暑い時期の

纏わりつく抜け毛って

ホントに、キツイですよね~・・・

 

 

そういう時、例えば

シャンプーだけ、長毛用を使って

リンスを短毛用にしてみるんです。

 

 

すると

フワフワになり過ぎず

落ち着いた、イイ感じの毛に

なるんです。

 

 

それでも、

フワッフワになりそうな毛なら

シャンプーもリンスも、両方

短毛用にしちゃうんです。

 

 

また、長毛のコだけれど

被毛の色がくすんでいるようなときは

シャンプーを短毛用にすると

色味がきれいに出るんですよ。

 

 

よく見ている飼い主さんは

次のトリミングの際に

 

「なんか、模様がキレイに見えた!」

 

なんて

おっしゃってくれます♪

 

 

すごい観察力だな~って

感心します!

 

 

短毛の場合も

そうです。

 

 

毛がバリバリしていたり

色味はきれいであれば

あえて、長毛用を使うと

手触りが良くなります。

 

 

「いつもより、柔らかい!」

 

と、おっしゃっていただける

こともあります♪

 

 

 

ただ、白い毛用に作られたシャンプー

毛を白くするための成分が入っているので

基本的には、色のある被毛には使いません

 

 

シェルティーのように

足など、部分的に白い場合

そこだけ、白い被毛用を部分的に

使うんです。

 

 

また、汚れがひどい場合は

最初に、汚れ落とし用のシャンプー

一度、ざっくり洗って

二度目に、本洗いすることもありますよ。

 

 

それと、わたしたちが日常

自分の髪をシャンプーしていても

今日は、しっとりしてイイ感じと思ったり

今日は、乾燥してバリバリしているなとか

そういったことって、ありますよね。

 

 

わんこやにゃんこも

そうなんですよ。

 

 

状態が、違っていることも

あるんです。

 

いつもは、短毛用だけど

今日は、手触りが硬いから

リンスは、長毛用にしようとか

 

先に言ったように

今日は、汚れがひどいから

シャンプーは、汚れ落とし一度洗ってから

いつものシャンプー・リンスにしようとか

 

 

毎回、違うことも

あるんです。

 

 

あ、そうそう

白い被毛のコも

同じように変えるんですよ。

 

 

白い毛のわんこの場合

色が一番、気になることが多いので

シャンプーは、白い被毛用を使うことが多いですが

リンスは、毛の状態によって

短毛用や長毛用を使うことがあります。

 

 

また、季節や環境で

ニオイが、いつもよりキツイなと感じたり

飼い主さんから

 

「なんか最近、臭くて・・・」

 

 

と、お申し出があった場合には

消臭効果の高いリンスにすることもあります。

 

 

 

 

そうやって状態によって

お店では変えてます♪

 

 

手触りって、飼い主さんにとって

毎日触れて、愛しむものですから

たくさん触りたくなる仕上がりになるよう

こういった使い方をするようになりました。

 

 

でも、お家では

ここまでするのは

もちろん大変ですよね。

 

 

もし参考になさるなら

セカンドで、もう一本

シャンプー・リンスを購入される際に

良いかもしれません。

 

また、試してみたいという場合に

選択しやすいように

以下の質問を用意しました。

 

答えていって

みてくださいね。

 

 

では、我がコを

思い出していただいて

 

 

①毛は、柔らかめ?硬め?

 

 ↓ フワフワで柔らかい         

 

短毛用のリンスをオススメします!    

 

 ↓  硬め

 

長毛用のリンスをオススメします!

 

 

 

②被毛の色が、はっきりしていない?

 

 ↓ 色味が気になる場合

 

短毛用のシャンプーをオススメします!

 

 

③お散歩はたくさん、毎日ですか?

 

 ↓ 雨でも雪でもしっかり行く!

 

汚れ落とし用のシャンプーをオススメします!

 

 

④ニオイは、気になりますか?

 

 ↓ 気になる場合

 

消臭効果の高いリンスをオススメします!

 

 

 

上記のように、飼い主さんが

一番、気になることを考えてみて

シャンプー・リンス選びをされると

いいのかなと思います。

 

 

ちなみに、テイルが

長く愛用させていただいているのは

こちらのシャンプーです。

 

 

 

 ↑こちらが長毛用

 

 ↑こちらが短毛用

 

 ↑こちらが通常の白い被毛用と汚れ落とし用

 

 ↑こちらが消臭効果の高いリンス

 

 

 ↑こちらが白い被毛用(業務用しかないかもしれません)

 

 

それと参考までになのですが

シャンプーとリンスの

2つ使うのが、大変だという場合には

リンスインシャンプーというのがありますよね。

 

 

今まで使った中で

低刺激で、飼い主さんから

評判が良かったものを

ご紹介しておきますね。

 

 

 ↑少し漢方薬のようなニオイがします。

 

 

また、アレルギーなどの皮膚疾患がある場合や

ちょっとした皮膚トラブルを起こしやすい場合には

薬用のシャンプーを用意しておきたいですよね。

 

 

お店にも必ず用意してある

薬用のシャンプーがあります。

 

 

通常、薬液のシャンプーは

病院などで処方してもらったのを

持参していただきますが、

急なトラブルもあることなので

用意しておくと安心なので、参考まで。

 

 

ノルバサン シャンプー 0.5 (236ml)
 

 ↑被毛の仕上がりが、薬液の中で抜群に良いです。

 

 

 

おしまいに

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長毛のコには、長毛用のシャンプー・リンスを使う

短毛のコには、短毛用のシャンプー・リンスを使う

というのは、正解です!

 

 

間違っている

ということではないです。

 

 

応用といったことだと

ご理解いただけるといいかなと思います。

 

 

シャンプーやリンスって

使ってみたいものがたくさんあるのですが

長く愛用しているものが

安心なんですよね(笑)

 

 

大きなトラブルがないのと

最近のシャンプーは、ニオイがきつくて

わんこ、大丈夫?って思うんです。

(個人的感想です)

 

 

 

お手入れ上手な

上級者飼い主の皆さまの

参考になれば嬉しいです♪

 

 

シャンプーって大事!でも、本当に大事なこととは・・・?

シャンプー好き

 

飼い主の皆さま、こんにちは!テイルです♪

 

 

ところで皆さま、 実は

お風呂好きなわんこやにゃんこが いるって

ご存知でしたか?

 

「うちのコ、お風呂大好きなのよ~♪」

 

と、ご自慢なさる飼い主さん!

 

 

ほんっとに、素晴らしい!!!

 

よっ!!飼い主の鏡!

 

 

そして、いつもわんこや

にゃんこにとって

嫌いな項目を

こなさなければならない

トリマーとしては

本当に、本当に!!!

ありがたい存在ですm(__)m

 

 

だから、シャンプーは

 

こまめにするに限る!

 

と思った飼い主さん!

 

ちょっと待ってください!

 

 

それに、それだけ

シャンプーを頑張れるなら

違うことを頑張ってあげたほうが

本当は、いいんですよ!

 

そんなお話を

今日はさせてくださいね。

 

シャンプーの必要性

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お水が好きで

お風呂に浸かってしまうほど

お風呂好きなわんこやにゃんこって

中にはいるんですよね。

 

 

お家で、洗ってあげるにしても

お店で、シャンプーするにしても

こういったコは、ストレスが少なく済んで

しかも、トリマーとしては癒されるありがたい存在です♪

 

 

ところで、これまでお話してきた中で

シャンプー嫌いなコに対しては

できたら、月に一度のシャンプーを含めた

グルーミングのススメをしてきましたが

今回は、逆に

 

「わんこやにゃんこ達は、たくさんの回数

お風呂にいれるほうがいい?

 

というお話です。

 

 

お散歩に出ると

どうしても汚れるし

わんこもにゃんこも動物のニオイがして

気になってくるものですよね。

(あたしはそれがたまらなく好きですけど 笑)

 

 

それに、わんこもにゃんこも

人間とは違って、体に被毛がありますから

ついてしまうと、汚れが取れにくい・・・

 

 

でも実は、この被毛ですが

その状態をよく保つためにわんこやにゃんこは

尻尾の付け根に、脂を自身で出す機能がついているんですよ。

 

この脂によって

潤いがあって、ツルツルした

あの手触りが、保たれているのです。

 

 

じゃあ、もし

その被毛を洗いすぎてしまった場合

どうなるかというと

バリッバリの被毛になってしまいます。

 

 

ホント、

バリッバリになります。

 

 

実際、何度か洗いすぎによって

バリバリになっているわんこを

触ったことがあります。

(にゃんこでは遭遇したことがなくてわかりませんが、たぶん同じです)

 

 

とても可愛がっていらっしゃって

シャンプーも、小さい時から

しっかり慣らしてあって

大変、素晴らしいのですが

せっかくの被毛がもったいない・・・

 

 

それに

実は、かわいそうなのです。

 

 

被毛から出る脂には

被毛だけではなくて

皮膚も同時に保護する機能

あるんだと思います。

 

 

というのも、 洗いすぎてるコ

何かしらの皮膚トラブルを抱えていることが

多かったんですよね。

 

 

良かれとしていることが

そのコの状態を悪化させてしまっている

としたら、もったいないですよね。

 

そういったことも踏まえると

やはり適度な頻度

大事なのです。

 

適切なシャンプーの頻度

 

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さてさて、シャンプーの適度な頻度とは

どのくらいでしょうか?

 

 

通常、

14日

 

 

週間に1度のシャンプーが

一番、理想的だと思いますよ。

 

 

でも、これは絶対ではなくて

皮膚の状態、季節、犬種によって

少し、変わってはくるんです。

 

 

例えば、

お薬のシャンプーの場合。

 

薬液をつかったシャンプーを使う際は

その頻度を獣医さんに

ご指示いただきます。

 

週に1度の時もありますし

多い時で、3日

続けて洗うこともありました。

 

また湿気の多い時期、

皮膚トラブルを起こしやすいわんこは

10日で一度のシャンプーだと

トラブルにならない、もしくは

悪化しないということもあります。

 

 

それと、犬種で言いますと

代表的なのが、コッカー・スパニエル。

 

 

元々、鳥猟犬で

狩猟して落ちた鳥を

お水に入って、泳いで取ってくる

お仕事をしていたわんこです。

 

 

同じように

プードルさんも

鳥猟犬でした。

 

 

でも、二つの犬種で

何が違うかというと 

プードルさんは、水はけの良い被毛で

乾きが早いんです。

 

 

それに、関節や内臓部分が

冷えないようにカットして

そのお仕事に適した状態を保っていました。

 

 

では、コッカーさんはというと

体から出る脂で、そもそも

被毛があまり濡れないように

そして、皮膚もあまり濡れないように

なっているんですよね。

 

 

濡れないっていうことは

冷えにくいってことですから

泳いで、鳥を取りに行くお仕事に

適した状態です。

 

 

こういった仕組みがあることから

コッカーさんは、その被毛を守る脂が

多い犬種なのです。

 

 

そして、その犬種によって

独特なニオイがするのですが

コッカーさんは、特にニオイが強いです。

 

 

決して、嫌いな

ニオイじゃないんですけど(笑)

 

 

だから、そのニオイが気になったり

触った時に、オイリーな感じがしてくるのが

早い犬種と言えます。

 

 

その分、少々

早めにシャンプーをしてあげる

ということもあるのです。

 

 

もともとは、お仕事で

水に入って、流れていた脂なのですからね。

 

 

特に、ニオイは梅雨時期や

真夏などは、気になる時期ですからね~。

 

 

あ、でも

週に一度のシャンプーというのでは

多すぎますよ。

 

 

早くても、10日から14日というのが

目安として一番、理想的だと思いますよ。

 

 

シャンプーより大事なこと

 

肉球

 

では、最初にお話した

シャンプーの回数を増やして頑張るより

わんこやにゃんこにしてあげて欲しいことというのは

果たして、何だと思います?

 

 

それは、以前も

お話させていただいたことが

あるのですが・・・?

 

おわかりになったかな?

 

はい!

それはブローです!

 

完全に、乾燥させることです!

 

 

多くの飼い主の皆さまが

 

 

「だって大変なんだもん!」

 

って

み~んな

おっしゃいます!

 

めっちゃ、わかります!

 

わたしなんて、人よりひじょ~に

汗かきなものですから

お見苦しいぐらい、大惨事になってます(笑)

 

 

すっかり、化粧も落ち

マスカラが、目の下に張り付いて

最初の顔の原型を留めていないことなんて

日常茶飯事ですから(笑)

 

 

でも!

 

でも、

大事なんです!

 

 

シャンプーも

確かに、大事なのですが

乾燥をしっかりすることが

皮膚を守ることになるのです。

 

 

真夏で、暑いからと

乾燥をしっかりとしないと

あっという間に、酷い皮膚炎

なってしまいますからね!

 

 

以前、それで

頭部に、ひどい皮膚炎を起こして

カッパみたいに、毛を刈られたわんこを

見たことがあります(笑)

 

可愛い我がコを

そんな目に

合わせたくないでしょ~?!(笑)

 

 

それに、いつも体全体を

被毛で覆われているわんこやにゃんこたちの

皮膚の状態を確実に見れるのは

この時だけですよ!

 

 

ドライヤーで根元まで

しっかりと乾かしながら

皮膚のチェックです!!!

 

 

デキモノができていないか

赤みを帯びているところがないか

小さな傷気が付くことができます!

 

 

忘れがちな指の間

しっかり乾かして

しっかりと見て下さいね。

 

 

ここは、散歩で帰ったあとに

足を洗って、そのまま放置

という飼い主さんも多いのですが

ここから、皮膚の異常が始まった

ということも多く聞きます。

 

 

濡れたまま放置したことで

蒸れて痒くなって

気になって

舐め始めてしまう。

 

 

 

時間が経って

舐めたから余計にニオイがして

また気になって

舐め続ける・・・endless

 

 

そうやって

皮膚病になっていくことも

あるんです。

 

 

また、それがきっかけで

ストレスがかかると

舐めるようになったなど・・・

 

 

わんこやにゃんこにとって

足先は、特に敏感な場所なのです。

 

 

足先を触られるのが

嫌いなコが多いのは

そういう理由だからなのですよ。

 

 

だから、優しく

そして素早く行うこと。

 

 

気をつけて

あげてくださいね。

 

 

 

 

今回は、シャンプーの頻度について

お話させていただきました!

 

 

飼い主の皆さま、

シャンプーに、時間を多く費やすのならば

ブローに、時間をかけてあげてくださいね

 

 

皆さまのわんこやにゃんこの

皮膚が、ピカピカでありますように!

 

犬のしつけはプロに任せるといいわけ

わんこいっぱい

 

わんこのしつけを頑張る

飼い主の皆さま、こんにちは!テイルです♪

 

 

前回、しつけの理想と盲点について

お話させていただきました!

 

 

そして、今回は

そのしつけのプロの方に

お願いする時の利点について

お話させていただこうと思います!

 

 

トレーナーさんのお話になると

 

「専門家だからね~」

 

というお言葉を聞くことが

多いのですが、他にも

実は、メリットがあるのに!

と思ったんですよ。

 

 

さてさて、しつけに悩んだら

プロに任せた方がいい、そのわけとは・・・!?

 

では、早速

お話させていただきましょう!

 

 

あ、その前に!

 

最初に、誤解のないように

お話させていただきますね。

 

ドックトレーナーさんや、訓練士さんの中には

これから、わたしがお話するようなやり方では

ない方もいらっしゃると思います。

 

 

そこを否定する

というものではありません。

 

また違った

素晴らしいやり方、というのも

あると思います。

 

 

しつけに悩んでいらっしゃる

飼い主さんの少しでも、お役に立てることがあれば

と思い、アップしておりますので

参考までに、読んでいただけたらと思います。

 

 

 

しつけはわんこから、わんこへ

 

シェパード

(写真はイメージです)

 

 

これまで、わたしが関わらせていただいた

ドックトレーナーさんや訓練士さんたちの多くが

パートナーと表現される方もいるぐらいに

信頼を置いている愛犬がいらっしゃいました。

 

 

その愛犬さんたち、実は

訓練やしつけをする時の

重要なポジションを務めてたんですよね。

 

 

というのも

わんこがわんこに教えてくれること

というのが、わんこにしたら一番わかりやすいんだそうです。

 

 

そして、彼らのスゴイところは

本来の教え方だけではなく、

わんこが経験などから

自身で考えて、態度で相手に示して

教えてくれるところです。

 

 

だから、トレーナーさん曰く

 

これほど、犬に伝わるスピードが速いものはない」

 

ですって。

 

 

これは普通に、ご家庭でも

起こり得ることなんですよ~。

 

 

 

わたしの知り合いの方で

ペンションを経営している方がおりました。

 

 

そのペンションには

歴代のわんこがいるのですが

最初の愛犬は、シェパードでした。

 

 

大きくて、勇敢で

とても頼もしいわんこ。

 

 

でも、何かトラブルがあったら

殺処分の対象になる大型のわんこです。

 

 

そのことから、飼い主さんは

子犬のうちから、訓練に出すことに。

 

 

実は、家族の中からは

 

 

「一番、可愛い時期なのに」

 

 

と言う声も

あったそうです。

 

 

 

でも、お客様商売ですから

何かあってからでは遅いと

訓練所で、しっかりとしつけを入れました。

 

 

そのシェパードさんは

元の性格もあってでしょうが

本当に、穏やかで優しくて

お利口さんになりました。

 

 

そして、すっかり

ペンションでは、アイドルに♪

 

 

その後、今度は

中型のわんこが

欲しくなった飼い主さん。

 

 

次に、コーギー犬

飼うことに。

 

 

飼い主さんは、今回は

中型犬なので、訓練までは要らないか

とも思ったようですが

やはり、お客様に何かあってからでは

と、訓練に入れるつもりでした。

 

 

 

ところが、

コーギーちゃんを家に連れて帰ると

予想もしないことが、起こりました。

 

 

 

コーギーちゃんは、先住犬のシェパードさんの

やることなすことマネします。

 

 

飼い主さんは、教えてもいないのに

毎日、様々なことを覚えたんだそうです。

 

 

そうしているうちに

訓練に入っていたかのような

お利口さんになったんです。

 

 

そして、シェパードさんが

高齢になってきた頃、飼い主さんが

今度は、小型犬が欲しいと

ミニチュア・ダックスを飼うことに。

 

 

 

すると、コーギーちゃんは

シェパードさんに習ったように

ダックスさんに、教え始めたんだそうです。

 

 

その後、間もなくして

その様子を見て安心したのか

シェパードさんは、老衰で

天国に旅立ちました。

 

 

 

こうやって 、最初に

訓練をしたわんこが、次のわんこに

教えていくということは

実は、少なくないんですよ。

 

 

そこで大事なのは、飼い主さんが

最初に、飼ったシェパードさんと

信頼関係を保てていたということ。

 

 

これがないと

ここまでの関係には

なれなかったと思います。

 

 

 

犬の群れの中で学ぶこと

 

ビーグル

 

 

最初に、訓練が入ったわんこから

次のわんこにしつけを教えてくれるようになる

ということをお話させていただきました。

 

 

そこに、飼い主さんとの

信頼関係があることが

大きな要因であることも。

 

 

では、トレーナーさんたちと愛犬は?というと

この辺りはプロですもの、完璧な絆ですよね!

 

 

 

だから、トレーナーさんと

パートナーの愛犬わんことの連携によって

トラブルを抱えたわんこのしつけが

スムーズにいくというわけなのです。

 

 

 

それと、訓練所などの施設には

たくさんのわんこがいますよね。

 

 

 

わんこは本来、群れで

暮らしている生き物です。

 

 

 

同じ犬という種の中で暮らすことが

本来の生き方ですよね。

 

 

でも、現在は

1家族に、わんこ1頭 

というご家庭が、一般的だと思います。

 

 

犬の群れの中に入る事で

そのコが初めて知ることもある

のだと思います。

 

 

だから、群れで生きてきたわんこにとって

本当の群れで暮らすことというのは

ある意味大きいんです。

 

 

いろいろな性格のわんこがいて

合わない奴とのやり過ごし方

仲良く暮らす方法など

本来の犬の在り方

知ることができます。

 

 

わんこって

頭がいい生き物です。

 

 

元々は、狩りなど

人間のお手伝いのお仕事

していたわんこも多いです。

 

 

何かしら、わんこにとっての

勉強になることがあるというのは

本来あった形です。

 

だから、わんこにとって

精神的にも、安定するのだと思います。

 

 

そして、安定した群れの中にいるということは

犬自体、居心地がイイんだと思います。

 

 

それで、その頂点には

トレーナーさんがいるわけです。

 

 

つまりは

ボス!(笑)

 

 

そう考えると

やっぱりトレーナーさんって

スゴイですよね。

 

 

心が安定、一定であることが

群れの安定なんですもの。

 

 

人として

スゴイ

 

 

なかなか心を安定して過ごすって

今の世の中、難しくないですか?(笑)

わたしなんて、よく子供に怒鳴ってしまってます・・・(反省)

 

 

人間関係、家族関係、経済的なこと、病気・・・etc

 

 

う~ん、安定して

冷静に、叱るって

難しい~・・・

 

あたしには、無理無理・・・"(-""-)"ブツブツ

 

 

オホンッ! え~と!(;´∀`)

 

 

 

わんこのしつけに困った時は

専門の知識がある方に相談すると

わんこから、わんこに教えてくれるので

よりスムーズに解決することがある!

というお話でした!

 

 

皆さまのしつけトラブル解決の

お役に立てたら嬉しいです♪

 

 

犬のしつけの理想とは?

わんこいっぱい

わんこを愛する皆さま、こんにちは!

 

わんこマニア

自負しておりますテイルです♪

 

先日、ちょっとしたわんこの

躾について、ご相談いただいた

ことがありました。

 

 

わたしはトリマーなので

躾は、専門分野ではありません。

 

そこで、何か役に立てないかなと

ドックトレーナーさんのブログなどを

拝見させていただいていて

気が付いたことがあったのです。

 

これは、皆さまに

お知らせした方が良いのでは?

と思ったことを書かせていただこうと思います!

 

 

わんこのしつけの盲点

かもしれないです!

 

 

では、早速

お話させていただきま~す❤

 

犬のしつけの盲点

ゴールデン

(写真はイメージです)

 

 

今回、ご相談いただいたのは

ラブラドールのわんこの飼い主さん。

 

明るいラブちゃんは

攻撃的になることが少なく、

飼いやすい大型の犬種のひとつです。

 

 

でも、明るいがゆえに

テンションが上がり切ってしまうと

とても大変なことになります。

 

 

大きさが、大きさなので

家が破壊されてしまうことにも

なりかねないんですよね(笑)

 

 

だから、元が明るい大型犬は

成犬になるまでに、飼い主さんが

 

わんこのテンションをコントロールできるようになっておくこと

 

これが重要なのです。

 

ご相談いただいたわんこさんは

3歳で行き場を失ってしまった

わんこでした。

 

 

だから、というわけではないのですが、

しつけが、行き届いていなかったのです。

 

一番の困り事が

ウェルカムの歓迎が

激しいこと。

 

 

家に人が来ると、嬉しさのあまり

興奮しすぎて、甘噛み

繰り返してしまいます。

 

 

洋服を引っ張ったり

飛びついてしまったり

本犬は、喜んでやっているのでしょうが

飼い主さんも来客も、困ってしまいますよね。

 

それで、飼い主さんは

ご自身で調べて、来客された場合には

わんこを無視してもらうことに。

 

でも、思ったような効果は

得られませんでした。

 

 

そんな時、わたしも

そのコに、何度かお会いすることができて

ご相談を受けたというわけです。

 

 

わたしの感想は、というと

無視というしつけに

少々の違和感を持ちました。

 

 

無視

「構って!構って!」なわんこには

とても有効な手段です。

 

だから、無視というのは

選択としては正解だと思いました。

 

 

でも、なんだか違和感・・・。

 

 

飼い主さんから、お話を伺うと

引き取るまでの間、飼われていた環境は

散歩なしで、ケージに入れっぱなしにされ

散々、食べさせられていたということ。

 

 

だから、構って欲しいという欲求は

他のコよりは激しいのかも、ということ。

 

 

 

でも、どうしたら

それが困ったことだということを

そのコに、理解してもらえるのだろうか?と。

 

 

それで専門家である

ドックトレーナーさんのブログなどを

拝見してみようと思ったんです。

 

 

そして、あるブログで

ハッとさせられました。

 

 

 

わたしが、トリミングで

必要な躾をする時には、わんこの性格を

すご~く考えて、考えて考えて

接しています。

 

 

でも、わたしの性格っていうのを

考えたことはなかったんですよね。

 

 

というのも、

そのドックトレーナーさん曰く

 

この場合は

自宅でのしつけですから

飼い主さんが、主体であるということ

大前提なわけです。

 

 

わんこの性格が、いろいろあるように

飼い主さんの性格もいろいろある。

 

 

 

 例えば、わたしは

声も大きく出すことができますし

キツく言うことも、できる人間です。

 

 

でも、世の中

みんな、そんな人ばかりじゃないですよね。

 

 

「キツく叱らなければいけない」

 

 

という プレッシャーが、飼い主さんを緊張させ

そして、その変な緊張と不安とが

犬を不安定にさせる ということを

おっしゃっていたのです。

 

 

 

わんこって

精神的に安定している人が

好きです。

 

 

 

逆に、飼い主さんが不安定になった時

言葉で意思の疎通をすることが、難しいわんこは

その人が、発するエネルギーみたいなものを

感じ取ります。

 

 

犬を叱る時は、冷静に

しっかりと伝えることが

大事なのです。

 

 

大きな声を出したり

威圧的な(?)態度っていうのが

表現としてあっていないかもしれませんが

犬に、強く出るっていうか(?)

そういった態度を取りにくい方もいるじゃないですか。

 

 

そういうことが、得意ではない飼い主さん

キツイ言い方や、大きな声することで

無理をした不安定な状況の中で

しつけをしたとしても逆効果だ

とおっしゃっていたのです。

 

 

これは

目から鱗でした~!!!

 

 

さすがだ~!!!!!

 

飼い主さんが、やりやすく

無理をせずに、しつけを行えるように

とても工夫されている!!!!

 

 

このトレーナーさんは

ホントに、すごいなと思いました。

 

 

これって

すごく盲点でした。

 

 

視点を変えるって

わかっているようで

なかなか、できないもの です。

 

 

だから、あのラブちゃんも

もしかしたら?

と思ったんです。

 

 

視点を変えてみよう

 

チワワ二頭

 

「犬は過去に生きない

今を生きてる」 

 

 

と、有名なドックトレーナーの

シーザー・ミランさんは

おっしゃっていました。

 

 

なるほど!とは思うのですが

でも、わんこも人と同じように

幼い時にあった環境などが

何らかのトラブル等の要因の一つになる

ことはあるんだろうなと思ってます。

 

 

あのラブちゃんは

大きくなって、扱いに困った

元飼い主さんには、おやつをもらえるだけで

構っては、もらえなかった

 

 

あのわんこは

そこを埋めて欲しいのかなと。

 

 

もちろん、現飼い主さんは

丁寧で、すごく手をかけられていますので

足りていない、というわけではないんです。

 

 

構って欲しい時に

構ってもらってなかったツケというか。

 

 

その環境(?)になると

その欲求を思い出すような

感じなのかもと。

 

 

だから、無視するだけでは

効かないのかもと思ったんですよね。

 

 

そこで、視点を変えてみようと

次に、お会いした時

実行に移してみました。

 

 

変えないことは

わたしのテンションは

一定に保つこと

 

 

でも、ちゃんとわんこの目を見て

穏やかに、撫でることにしたんです。

 

 

すると カミカミはするものの

落ち着くのも早いんです。

 

 

それなら次は、終わりの合図を

教えれば良い、ということが

わかったんですよ~♪

 

 

このコの場合は、飛びつきや咬みつきは

一度、構ってあげてからの方が

落ち着くんですね。

 

 

だから逆に、無視することで

このわんこの欲求が

かえってエスカレートしていた

のかもしれないんです。

 

 

そして、そのことに

気が付いてくれたことが

このコは、余程嬉しかったようで

わたしから、しばらく離れなかったんです。

 

 

要求を全て満たす、ということは

甘やかしになります。

 

 

でも、訴えていることを

正しく理解して対処してあげること

わんこのしつけトラブルには

大事なんだと思います。

 

 

そして、わたしは

これまで、飼い主さんからの相談の際には

一般的に言われているようなしつけの対応しか

お話できていなかったと反省しました。

 

 

そこには、先にお話したように

飼い主さんの性格も含めて

しつけの方法を一緒に考えてあげないといけないな

と思ったできごとでした。

 

 

 

 

以上、しつけはホメるが基本のテイルでした!

心臓疾患のあるわんこは冬が危険!

お散歩まる

(このお話は2018年の冬に書いたものです) 

 

最近、急に

寒くなってきましたね。

 

もうクリスマスやらおせち料理の話題が

テレビから聞こえてきて、年の瀬を

感じるようになりました。

 

皆さま、こんにちは!テイルです♪

 

寒くなってきて

思い出した話題を

今日はお届けしようと思います。

 

 

以前、わたしの飼っていたわんこは

心臓の疾患があり、僧帽弁閉鎖不全症という病気でした。

 

 

元々、体が小さく

心臓の他にも、てんかん・パテラ・結石などなど・・・(泣)

 

 

ホントに、病気が

多いわんこでした(汗)

薬代や入院代などの治療費は、大変でした・・・(泣)

 

 

そんなわんこの一番の心配が

僧帽弁閉鎖不全症だったのですが

そこで、皆さまに質問です!

 

 

心臓疾患というと

暑い時期が、危険な

気がしませんか?

 

でもでも、本当は

これからの寒い時期も

注意してあげなければいけないんですよ!

 

 

今回は、寒くなる

これからの時期、心臓疾患のあるわんこに向けて

緊急のお知らせをさせていただきたいと思います!

 

 

心臓疾患のある愛犬に、わたしが行った寒さ対策

 

ちわわ包み

 

夏になると、わんこたちは

舌を出して「ハアハア」と苦しそうな

息の仕方をすることがありますよね。

 

 

わんこって汗をかく場所が

足の裏しかないんですよ。

 

だから、人間のように

体全身から汗をかいて

体温を下げるということが

できないんです。

 

 

そのため、温度調節するには

口を大きく開けて「ハアハア」するんです。

 

 

そんな時に、わんこの体を触ると

心臓がドキドキしてますよね。

 

 

その鼓動の速さから

心臓に、負担がかかってるというのは

飼い主さんも、おわかりだと思います。

 

 

でも、心臓疾患のある

うちのわんこ。

 

具合が悪くなるのは

ほとんど、冬でした。

 

 

どうしてだろうと

不思議に思って、獣医さんに聞いたところ

 

 

「冬は、寒さで血管が縮むでしょ。血流が悪くなって

心臓に負担がかかってるんだよ」

 

 

なるほど~!!! でしょ!?(笑)

 

 

血流が悪くなれば

それを送ろうとする心臓も

頑張らなきゃならないんですね。

 

 

わたしもそうでしたが

これって意外と、気が付かないんじゃないかと。

 

そこで緊急に、お知らせを

させていただくことにしたのです。

寒くなると ハッと当時の事を思い出すんですよね~・・・

 

 

さて、早速

わたしが当時やっていた

寒さ対策をご紹介しますね。

 

うちのわんこ。

 

一応、トリマーの飼っていたわんこなので

それなりに、カットを楽しんでおりました。

 

ですが、そこはさっぱりと諦めて

ばっさりとカット。

 

 

かなり毛を短して

洋服を着せました

 

 

これは、服を着せると

どうしても毛玉になりやすいのと

服を着せるようになると

フケが多くなる場合があるからです。

 

 

それに、毛を短くすることで

ドライヤーで、ブローする時の

負担の軽減にもなります。

 

 

洋服は、

通常1枚。

 

 

真冬になると、セーターと

トレーナーなどで、二枚重ねで

着せていました。

 

 

うちのコは、初めて洋服を着せても

固まることもなく、嫌がるそぶりもなかったので

本当に助かりました(笑)

 

 

 

また、平たかったベッドは

潜り込めるタイプの物に変更。

 

その下に

ペットヒーター

入れておきました。 

 

以前は、ペットヒーターって

硬いものしかなかったので

そういったやり方をしていました。

 

 

でも、今は

こういったものが出ていますよ。

 

 

 

 

 

 

これなら寝ていても

痛そうじゃないですね❤

 

 

また、時期によっては

エアコンで暖房を入れておいたり

と対策をするようになってから

さほど大きく、体調を崩すことがなくなりました。

 

 

エアコンを入れた時は

加湿器もつけておきましたが

やはり乾燥するせいか、

水を飲む量が、増えました。

 

 

わんこもにゃんこも

お水は大事。

 

 

お留守番中に

お水を切らすことが、怖いので

ペットボトルを逆さにした状態で

置いておけるタイプを用意しました。

 

 

 

 

わたしが、当時使っていたのとは

多少、仕様が違いますが

↑こういった物です。

 

 

以前、お話しましたが

プラスチック製の場合

口にアレルギーが出たりするので

できたら、ステンレス製の器が良いです。

 

それでも、体調の良い時は

一緒に、会社に出勤していたのですが

あまりに喜びすぎて・・・( ゚Д゚)オイオイ!

 

 

帰宅後に

グッタリしてしまうので

あえなく断念(笑)

 

 

お仕事中は

家で留守番してもらうことが多かったので

こんな感じで対策をしていました。

 

 

おしまいに

 

空のわんこ

 

留守番してもらう時間が長かった

心臓病のわたしの愛犬。

 

 

最後には、勃発して

とまらないてんかんの発作に苦しみ

わたしと獣医さんの決断で、安楽死となりました。

 

 

本当は、心臓に

毛が生えてたんじゃないかと思うほど

なかなか止まる事がなかった鼓動を

今でも覚えています。

 

 

 

心臓が悪いとは言っても

うちのわんこのように、心臓病ではなく

他の疾患でなくなることもあります。

 

 

 

うちの愛犬は、他にも

乳腺腫瘍もできてましたが

大きくなることもなく

そのまま、天国に持っていきました。

 

 

心臓の疾患は

負担を軽くしてあげるように

そういった対策をしてあげておくことが

大事なんだと思います。

 

 

心臓の疾患がある場合

夏も、対策は必要ですが

冬もなるべく負担がかからないように

暖かく過ごせる対策をしてあげてくださいね。

 

 

また、年齢と共に

寒さに、対応できなくなったり

体温調整が、うまくできなくなることがあります。

 

 

お年を重ねたわんこは

現在、心臓に疾患が出ていなくても

早めの対策をおすすめします。

 

 

皆さまのわんこが穏やかな

一生になるお手伝いができたら嬉しいです♪

テイルの独断と偏見いっぱいな犬種図鑑~プードル編~

茶ぷ

テイルの独断と偏見で

お届けしている犬種図鑑の第2弾!

 

今回は

プードルちゃんです。

 

近年は、本当に人気が出て

飼っている方が、本当に増えましたよね。

 

 

わたしが、トリマーを始めた頃は

プードルを好きな人が飼う犬

っていう、感じだったんですよ。

 

 

だから、カットは

顔と手足にバリカンを入れた

定番のカットが多かったです。

 

 

今は、熊さんのようにカットする

テディベアカット

大人気ですものね。

 

 

今回は、そのプードルさんについて

またまたわたくし、テイルの独断と偏見で

楽しくお届けします❤

 

 

トリミングがとにかく楽しいプードル

コンチネンタル

(写真はコンチネンタルクリップカット)

 

 

ドックショーに出ているプードルさん。

 

 

なんとも独特な、不思議な

カットをしていますよね(笑)

 

 

初めて見た時は

 

何でこんなカットなの?

 

と、わたしも思いました(笑)

 

 

でも実は、あのカットには

ちゃんとした理由が

あるんですよ。

 

 

では最初に、プーちゃんの

歴史を少し、紐解いて参りましょう♪

 

 

わんこには、人と暮らしてきた歴史上、

使役犬や獣猟犬、また鳥猟犬など

様々なお仕事がありました。

 

その中で鳥猟犬として

飼われていた歴史のあるプードルさん。

 

 

プーちゃんの祖先は、

鴨猟に使われていたわんこなんです。

 

 

鴨って、水辺に

生息していますよね。

 

 

それを鉄砲で人が撃ち落とし

プードルの祖先のわんこたちが

水に入って、泳いで持って来るという

お仕事をしていたんです。

 

 

あのカットは、鴨猟に出る時に

大事な部分を保護する場所は、毛を残して

他の部分は、水から上がった後に

早く乾くように、猟師さんがカットしたのが

始まりだと言われています。

 

 

ちなみに、足のボンボンは

関節を守るため。

 

胸の部分は、心臓を

保護するために、残したのだそうです。

 

 

そこから時代が変わって

鑑賞犬や愛玩犬と言って

可愛がる、いわゆるペットになってから

バランスだとか、頭の毛を立たせるだとか

形にこだわって、現在の形になっていったのだそうです。

 

 

では、プードルの

ショーのカットをご紹介します。

 

パピークリップ(子犬の時にするカット)

コンチネンタルクリップ

・イングリッシュサドルクリップ

 

以上の

三種類あるんですよ。

 

ちなみに、わたしがトリマーのテストで

カットしたのは、コンチネンタルでした♪

 

 

でも、個人的には

イングリッシュサドルの方が

好きです❤

 

 

イングリッシュサドルは、

ボンボンを三つ作るようなカットなんです。

 

そして、胴の部分に

三日月型に毛をくりぬくんです。

 

 

とても素敵なカットなのですが

写真が見つからなくて

すみません・・・(汗)

 

 

トリマー仲間では

やはりカットの上達のために

プーちゃんを飼っているという方が

わたしの周りには、多かったです。

 

 

そして、わんこのカットをする時には

ブローして、毛を立たせるのですが

その毛がしっかりと立つプーちゃん

やっぱりカットが、楽しいんですよー(笑)

 

 

でも、あの巻き巻きしている毛を

保つのは、本当に大変です。

 

 

プーちゃんの特徴で

毛が抜け落ちない

という点がありますね。

 

 

だけれど、毛が延々と伸びて

絡んでしまうという注意点もあります。

 

 

 

あれ、ほっておくと

とんでもないことに

なるんですよ。

 

 

だから、しっかりとした

ブラッシング

必要な犬種なんです。

 

でも、その分

カットのバリエーション

断トツの1位でしょうね。

 

 

頭を立たせて、モヒカンにしたり

足先を太く作ったり、逆にバリカンをかけてみたりと

カットのバリエーションが楽しめます♪

 

それが、プーちゃんを飼う

一番のメリットかもしれませんね❤

 

 

さて、そのカット。

 

ショップなどで、トリマーさんに

依頼することになると思うのですが

そのお値段は、ちょっとお高めです。

 

皆さまがよく目にされる

小型犬のトイ・プードル

テディベアカット

大体一万円ぐらいからが

基本だと思います。

 

 

かかる時間は、おおよそですけど

爪切りや シャンプーなど

全て含めて時間

 

 

料金も時間も

バリカンを使うなど、カットの内容で

上下します。

 

常に、バリカンで

短くされている場合で

5000円ぐらいからかなと思います。

 

 

他のカット犬種が

5000円~7・8000円程度が多いので

プーちゃんは、やはり特別なんですよ。

 

 

プーちゃんを飼いたいと思われる方は

このカット料金が、一ヶ月か

二ヶ月に一度は かかるということを忘れずに

ご検討されると良いと思います。

 

 

 

プードル後ろ姿

 

先ほど、わたしがわざわざ

『皆さまがよく目にされる小型犬のプードル』

と言ったのには、訳があります。

 

実は、プードルには

 3種類のわんこがいるんです。

 

トイの小型犬のプードルの他に

最近 よく見かけるようになった

大型犬のプードルである

スタンダード・プードル

 

そして、その間の大きさの

ミニチュア・プードル という種類の

わんちゃんもいるんですよ。

 

 

余談ですが、私の知り合いで

スタンダードの大きさのプーちゃんを

全てハサミのみでカットしていた

トリマーさんが、手の腱鞘炎に

なられてしまったのを知ってます(笑)

(練習熱心にもほどがある・・・笑)

 

小柄なスタンプーちゃんでは

あったんだけど

やはり、そこは大型犬ですからね(^_^;)

 

 

 

そして、プードルの性格ですけど

とにかく明るいわんこですねー。

 

 

ただ、小型犬になると

体が小さい分、臆病なコが多いかなと

いう印象です。

 

それと、たまに

警戒心の強いプードルさんにも

お会いしますね。

 

 

でも、基本的には

チャカチャカと動き回って

構って構って♪

というわんこが

多いです。

 

だから、しっかり

トリミングのしつけをして

『ジッと動かない躾をする』

ということを

教えてあげなければなりません

 

そうじゃないと

 3時間の長丁場のトリミングは

できないんですよ~!

 

 

でも、元は

猟犬です。

 

頭が良いわんこですよ♪

 

 躾は入れやすい

わんこだと思います

 

 

わんこのサーカスで

プーちゃんが多く使われているのも

納得ですね。

 

キチンとした躾をすれば

飼い主の言うことを

的確に、聞いてくれるわんこですが

ちゃんとした躾をしないと

人をバカにすることもあります。

 

 

また比較的、健康なコが多く

飼いやすい犬種ではあるのですが

ティーカップなどと言って、

小さいプードルをまるで

その種類があるように

販売されていることがありますよね。

 

わんちゃんの犬種を守っている

JKC(ジャパンケンネルクラブ)では

このティーカップと呼ばれる種類は

いません。

 

言わば

小さなわんこを可愛いと感じる

日本人に合わせた経営戦略

なんでしょうが、

中には自然界では淘汰される

言わば、未熟児のコたちもいます。

 

体に生まれつきの

ハンディキャップがある場合や

先天性の病気を抱えているコが

生まれているんです。

 

わたしが知っている異常は

肺が片方、生まれつきなかったとか

骨の異常であるとかです。

 

 

こういったこともあるという

知識を持った上で

この犬種を選んで欲しいですし、

また、出会ったわんこを選ぶ際にも

こういったことを思い出して検討し、

その上で、

 

『このコにしよう』

 

という、決断をして

欲しいなと思います。

 

 

おしまいに

笑うプードル

 

プーちゃんを飼うにあたっては

トリミングのバリエーションが

楽しめる反面、その料金が

他の犬種より少し高めで、

それが定期的にかかるのだ

ということをふまえて

検討されると良いでしょう。

 

 

 

頭がいい犬種で

躾はしやすい、

わかりのいいコです。

 

わたしも個人的には

一度は飼いたいと思うぐらいに

トリミング以外にも、

いろいろと魅力的なわんこです。

 

 

毛が落ちないのは

日常、家事をする主婦としても

かなりの魅力ですしね~(笑)

 

できたら、

イングリッシュサドルで飼いたい!

 

 

後輩が飼っていたぷーちゃんは

サドルにしてたので

めちゃめちゃ羨ましかった❤

 

わんこを家族に迎えようと

検討されている皆さまの

少しでも参考になれば嬉しいです♪

猫カフェで流行ってしまった猫パルボウイルスを元動物看護師が解説します!

コーヒーと猫

(写真はイメージです)

 

(このお話は、猫パルボが流行った2018.8に書いたものです)

 

空前の猫ブームと世間では

言われていますが、生き物には

ブームなんて要らない!とわたしは

思っています。

 

こんにちは!

 

元動物看護師も

やってたことのあるテイルです♪

 

猫カフェで、可哀そうな事件が

また起きてしまいましたね・・・。

 

 

あえて事件と言います。

 

 

だって、感染がわかっていて

営業続けていたのですから

もうこれは、、人為的に引き起こされた

『事件』です。

 

 

さて、その話題となってしまった

パルボウイルスについて

今日は、お話させていただこうと思います。

 

 

わんちゃん、ねこちゃんの

感染症については、これから

お話させていただこうと思っていただけに

今回の事件は、すごく残念です・・・(泣)

 

 

あ、でも先に

大事なことを

お話しておきますね。

 

 

私たち人間には移りませんから

安心してください。

 

 

でも、人間に

移るものもあります。

 

例えば、

狂犬病

 

これは人畜共通の伝染病ですから

自治体から連絡があって、集団でワクチン接種まで

行っているんですよ。

 

 

うまく皆さまに

この病気の怖さをお伝えできるといいな・・・

 

 

ワクチンについて

 

猫シルエット

(写真はイメージです)

 

ニュースでは『猫パルボウイルス

っていう言い方をしていましたが

正式には『猫汎白血球減少症』と言います。

 

わたしが働いていた時は

猫の伝染性胃腸炎』って

言っていたと思います。

 

ちなみに、わんこにも

『犬パルボウイルス感染症』ってあるので

ただ『パルボ』っていうと、犬の感染症の話か

と思っちゃうんですよね。

 

同じ名前が付いている通り

わんこの感染症も猫の感染症

ウイルスは親戚みたいなものです。

 

犬のパルボ同様に

この病気はひどい下痢・嘔吐が出ます。

 

 

そして、この病気は

死にます。

 

簡単に。

 

 

死亡率は

75~90パーセント

と言われています。

 

だから

ワクチンがあるんです。

 

 

ワクチンを打っても

かかる可能性は

0%ではありません

 

でも、かかったとしても

軽症で済むんです。

 

予防は

ワクチンしかありません。

 

では、そのワクチンについても

少し触れたいと思います。

 

 

ワクチンになるぐらいの感染症っていうのは

 

・感染率が高い

・死亡率が高い

・人にも感染して、重篤な症状を引き起こすもの

 

というものが

ワクチンになっています。

 

そして、わんこにもにゃんこにも

ワクチンというのは 『コアワクチン』と

ノンコアワクチン』というのがあります。

 

 

簡単に言うと

『ノンコアワクチン』は

生活環境病気の流行りなどで

かかる可能性があるワクチンです。

 

 

『コアワクチン』は

どのコにも、かかる可能性があるワクチンです。

 

 

『パルボウイルス』は

この『コアワクチン』に入ります。

 

 

つまりは、どのにゃんこにも

かかる可能性があって、

死にますよ!

っていう感染症です。

 

 

だから、わたしは最初に

そのニュースを見た時に

バタバタと猫カフェ

にゃんこが亡くなったと聞いて

 

ワクチン打ってなかったの!?

 

って思ったんですよ。

 

 

そしたら

もっとひどかった

 

 

ワクチンを

全部、終えていない子猫

だけが、いたらしいですね・・・。

そりゃ~・・・全滅だわ。

 

 

猫は、生後45日から50日で

ワクチンを打って、それから

追加接種をします。

 

 

基本的には

2回打ちだったと思いますが

月齢や初乳をあまり飲めなかったにゃんこは

もっと早くに打って、3回打ちになることも

あったように思います。

 

 

ということは

生後3か月にも満たない子猫を

猫カフェにおいていたということですよね?

 

 

打っていたとしても

最後のワクチンから、二週間経たないと

病気に対する抗体が、上がってないんですよね・・・。

 

 

子猫って

すごく弱いです。

 

 

ストレスも感じやすいです。

 

 

それだけでも

病気になりそうなのですが

そういったことの法律って

まだ、日本にはないんでしょうね・・・。

 

 

わたしの個人的な意見は置いといて

 

例えば、ショップで

初めましての子猫や子犬が来た場合

数日は、別室に隔離しておきます。

 

 

もし、その新入りちゃんが

なにかしらの病気だった場合に

今、いるコたちまで

感染してしまうからです。

 

 

ケージが、別でも

かかる可能性があるんですよ。

 

 

それを一緒に

してたなんて・・・。

 

 

理解していなかったんでしょうか・・・。

 

 

こういったのは

知識がなくても

始められてしまうから

起こることなんだと思います。

 

 

同じ命なのに

どうしてこうもおざなりにされてしまうんでしょうね・・・

 

 

皆さまには、ちゃんと

理解しておいて欲しいので

どうやって感染するのかっていうことと、

症状についても、説明していきますね。

 

 

猫のパルボウイルスの特徴と症状、消毒の仕方まで

 

母猫と子猫

(写真はイメージです)

 

 

猫汎白血球減少症にかかった場合、

数日で症状が出ます。

 

潜伏期間は短いです。

 

・元気がなくなる

・じっとうずくまる

・発熱(触ると熱いです)

・嘔吐 ・下痢(ひどいと血便)

というような症状が出ます。

 

 

でも、全部の症状が

出るとは限らないです。

 

 

そして、この病気の

特効薬はありません。

 

だから

根本的な治療は、ないです。

 

 

その症状によっての

対処療法するしかないんです。

 

 

嘔吐が激しくて、

水も飲めなくなることがあります。

 

 

そしたら、脱水になるので

点滴するなどです。

 

 

あとは

神様に祈るだけ・・・。

 

 

こういったウイルスにかかると

二次感染といって、免疫がさがるので

他の細菌やウイルスにも負けてしまって

重複して感染してしまうことがあるんです。

 

 

そうなると

死亡率も高くなります。

 

 

この病気は、細菌などから

体を守るための白血球がすごく減ってしまうので

正式名称が『猫汎白血球減少症』と言うんです。

 

 

守れなくなった体に

いろいろな、二次感染を起こしてしまうので

死亡率が高いんですね。

 

 

そして、このウイルスの

最大の嫌なとこ。

 

 

感染力が半端ないこと。

 

 

感染率100パーセント

と言われています。

 

 

半端ないです。

 

 

靴底についたウイルスから

感染の可能性があるんですよ。

 

 

だから、その事件を起こした猫カフェから

被害を拡大してしまっているかもしれないんです。

 

 

ここで猫と遊んだ方が、

自宅の猫などをそのまま触ってしまって

感染を媒介してしまっているかもしれないんですよ。

 

 

やっている人が、いるかどうかは

わからないのですが、もし『猫カフェ巡り』

なんて、猫カフェを何軒も

梯子なんてしたりしたら・・・・・(恐)

 

 

動物病院では、診察台などを

消毒しますよね。

 

 

あれは

動物専用の消毒薬なんですね。

 

 

アルコールでは

ありません。

 

 

アルコールでは

パルボウイルスは死にません。

 

 

塩素かホルマリンしか

効果はないんです。

 

 

でも仮に、手を消毒したとしても

洋服を着替えて、靴を履き替えてから

出かけ直すとは考えにくいですからね・・・

 

ホントに

強いウイルスなんですよ。

 

おわかりいただけましたでしょうか・・・。

 

愛猫を守るために

 

にゃんこアップ

(写真はイメージです)

 

もし感染症を疑う猫ちゃんを

動物病院に連れて行く場合には

先にお電話して、その事を伝えてください

 

 

 

空気感染と言いますが

一緒の場所にいるだけでも、

パルボウイルスは、感染する危険があるんです。

 

 

 

だから、別室で待機していただくか

診察までは、車でお待ちいただくことが

他のわんこやにゃんこを守ることになるんです。

 

 

この時に、ワクチンを打っていれば

空気感染という、軽度の接触

怖い病気をもらわなくて済むんです。

 

 

ワクチンについては

いろいろ接種について

書かれていることがありますね。

 

 

でも今、現在

特効薬ができていない病気から

可愛い我が子を守るには

ワクチンが、一番の手段です。

 

疑問があれば

獣医さんに相談して、

そのコに、一番良いワクチンで

そして接種期間で、愛猫を守ってあげてくださいね。

 

 

 

あ!

今年になって

うちのおばばにゃんこが

暑さで「はぁはぁ」し出しました(汗)

 

 

腎臓や他の臓器も

動きが悪いらしくて、

体温調節が、うまくできなくなってきた

みたいです。

 

 

お年寄りにゃんこは、今まで大丈夫でも

今年は、ダメかもしれないってことがありますよ!

 

暑い今時期は、適切な

温度調節してあげることもお忘れなく!

 

うちのコも

皆さまの愛猫も少しでも

幸せに長生きできますように!

 

テイルでした♪

 

 

老犬になってクルクル回る。どうしたらいいの?犬の認知症で、心がつらい時に読んで欲しい。

薄茶雑種

(写真はイメージです)

 

 

わんこは人間よりも

6倍近く、早く年を重ねていく

と言われています。

 

 

だから、飼い主さんたちが

思うよりも早く、わんこの老化が

進んでいるように、感じるのではないかなと思います。

 

 

そう感じるのは、 

目が見えにくくなっていたとか

耳が遠くなってきたとか

歩くスピードが落ちたなんてことです。 

 

 

それに気が付いた時

 

「なんだか最近、急に年を取った気がする」

 

そうおっしゃるんですよね。

 

 

嬉しいことに、医療が進んで

長生きするようになったわんこたち。

 

 

幸せだけれど

痴呆症を発症するわんこ

多くなりました。

 

 

わたしは、そうなった時に

涙する飼い主さんに、話してあげたい

ことがあって。

 

 

今回は、愛犬が痴呆症になった時

というお話です。

 

 

保護犬のカナちゃん

 

白雑種

(写真はイメージです)

 

 

わたしが、動物病院に勤めていた頃、

迷って、保護されたわんこがいました。

 

 

白い雑種で

赤い首輪の女の子。

 

 

もう、歩くにも

ヨタヨタとしている高齢のわんこでした。

 

 

連れていらした方に聞けば

側溝にハマって出られなくなっていたとのこと。

 

 

最近、飼っていたわんこを亡くして

保護する場所がある、ということで

まず、このコの飼い主さんを探してみよう

ということになったのです。

 

 

 

そして、その次の日

保護した方から、動物病院に

相談の連絡が入りました。

 

 

保護された時は、疲れていたのか

ぐっすり眠ってくれたそうですが、

次の日からは、夜に吠えだしたとのこと。

 

 

繋いだリードを軸に

クルクルと回り出して

以前、先代のわんこが使っていた

犬小屋に引っかかり、吠え出すですと。

 

 

獣医さんは

 

回れるようにしてあげて。犬小屋は入れなくてもいいから

 

とアドバイスしました。

 

 

そして、獣医さんは

 

たぶん、この吠えることが、元の飼い主さんの負担になり、

手離してしまったんではないか

 

とも言ってました。

 

 

保護された方は

 

なんとか、元のお家に返してあげたい

 

と、いろいろと手を尽くされましたが

結局、名乗り出る人は

いませんでした。

 

 

結局、カナちゃんと名付けて

面倒をみることになった新飼い主さん

 

 

とても一生懸命に

お世話をする

責任感の強い方でした。

 

 

 

眠りの浅いカナちゃんに

獣医さんからは、少しでも

楽にお世話ができるようにと

眠る薬を処方してもらったりしながら。

 

 

でも、ある日

電話が来ます。

 

 

もう、カナちゃんの面倒が難しい

 

かといって、捨てられない

 

 

そんな風に、追い詰められた飼い主さんに

獣医さんは、提案をしました。

 

 

しばらく、お預かりしましょう」と。

 

 

その時は、入院しているコがおらず

大きめのケージを用意してあげられたので

その中で、クルクルと回ることができました。

 

カナちゃんは、たまに疲れるのか

立ったまま眠ってしまい、時には

ガタンと、倒れることもあります。

 

 

すぐに、お水もひっくり返してしまうし

便もすぐに片付けないと、ムニムニと

踏んでしまいます。

 

 

そうなったら、ケージを洗って

掃除をして、全部消毒をするんです。

 

もちろん、カナちゃんも

拭いてあげなければなりません。

 

 

これが

日に、幾度となく

繰り返される。

 

 

そして、急に鳴き出しては

疲れるまで、ひたすら鳴き続けるわけです。

 

 

飼い主さん・・・

ホントに、本当に大変です

 

 

 

カナちゃんは、一週間ほど預かって

飼い主さんは、気持ちも新たに

お迎えにきました。

 

 

その後、 疲れたら

休息してを繰り返して

半年ほどで、カナちゃんは

お空に旅立ちました。

 

 

新飼い主さんは

言いました。

 

 

前の子の悲しみを、忘れるぐらい大変だった」と。

 

 

その介護の様子は

頭が下がるほどに、丁寧でしたからね。

 

 

でも、とてもスッキリしたように

 

あんまりわたしが悲しんでるから、カナが来たのかも

 

とおっしゃったんです。

 

 

前のわんこは

突然死だったんです。

 

 

死に際も、わからなくて

飼い主さんは、ショックだったんですよね。

 

 

手をかけたくても

かけてあげられなかったと

思っていたんだそうです。

 

 

カナちゃんの飼い主さんは

カナちゃんを最後まで、

見送ってあげられたことで

背負ってしまったものを

下ろすことができたようでした。

 

最期のその時まで飼い主さんが笑顔でいるために

 

茶雑種

(写真はイメージです)

 

わんこが痴呆症になり

吠え続けたり、回り続けることは

見ていて、切なくなりますよね

 

 

でもね、

飼い主さん!

 

 

わんこが

そうやってできるのは

飼い主さんのおかげなのですよ 

 

 

わんこが、回り続けられるのは

飼い主さんと、たくさん散歩に行って

足腰が丈夫になった証拠

 

 

楽しい思い出があるから

 

(飼い主さんと)もっとお散歩に行きたい!

 

回り続けるわんこが

そう言ってるように

わたしは、思うんです。

 

 

飼い主さんが、たくさん

甘えさせてくれたから

 

 

もっと甘えたい!!ワガママ聞いて!

 

 

吠え続けるわんこは、

そう言ってるように

わたしは、聞こえます。

 

 

飼い主さんと過ごした時間が

     楽しかったんだもん」って。

 

 

だから、好きなだけ

安全に回れるようにしてあげましょう。

 

 

安全にわんこを

歩かせてあげるには、

犬用のサークルを使うといいですよ。

 

 

犬用サークルで

6面や8面のサークルは

円形に近くなります。

 

 

(↑中型犬程度のわんこ用)

 

 

 また、柔らかい素材で作られたサークル

ぶつかって、万が一倒れても

怪我をする可能性が低いです。

 

 

小型のわんこは、骨が細いので

安心ですね。


 

 参考にしてくださいね。

 

 

先ほど、お話したカナちゃんのように

獣医さんに相談すれば、夜に眠ってもらうための

お薬が、処方してもらえるんですよ。

 

 

大変な、思いをしている

飼い主さん!

 

 

遠慮なく、 獣医さんに

相談しましょうよ。

 

 

また、どうしても辛くなった時は

カナちゃんのように、動物病院などに

預かってもらうこともオススメします。

 

 

言うなれば

わんこのショートステイ

ってとこでしょうか(^^)

 

 

お休みさせてもらうことも

飼い主さんには、必要なんです。

 

 

もちろん

 

「愛犬のことは、全てわたしが!」

 

というお気持ちは、わかります。

 

 

でも、時には息抜きをして

残された時間を有意義なものに

して欲しいと思います。

 

 

辛い時って

その時間が、永遠に続くような

気がしてしまいます。

 

 

 

でも、いつかは

笑い話になりますよ。

 

 

 

最期のその時まで

飼い主さんが笑顔で

わんことの幸せな時間を過ごすことができる

お手伝いになったら嬉しいです♪

トリミングで犬を預けるのが不安という方へ(また多いトラブルについて)

マルトリミング台

(このお話は、2018.7.23に書いたものです)

 

 

皆さま、こんにちは!

 

人も亡くなるほどの暑さに見舞われていますが

わんこやにゃんこは毛皮を着ていますので、もっと危険です!!!

 

万全の対策をして

熱中症を起こさないようにしてくださいね。

 

さて、今回はペットショップや動物病院に

トリミングやグルーミングで預ける際のことについて

お話させていただこうかなと思います。

 

初めてのショップや、初めての病院でのお預かりは

わんこ・飼い主さんはもちろんのこと、対応するスタッフも

緊張のお預かりになります。

 

 

そこで、飼い主さんが不安に思うこと

そして、よくあるトリミング後のトラブルについて

お話させていただこうと思います!

 

 

捨て犬だったわんこのテツくん(仮名)

 

白黒シーズ

(写真はイメージです)

 

 

わんこが、その家に

飼われることになった経緯は

様々な理由がありますよね。

 

その中でも、捨て犬だったり

迷い犬だったりすることは

少なくありません。

 

 

わたしが、お預かりしているわんこの中にも

実は、捨て犬だったという『小型犬のミックス、テツくん』

がいます。

 

 

初めて、お預かりしたのは

もう一年近く前になると思います。

 

テツくんは、大事に

丁寧に飼っていただける飼い主さんに出会って

とても幸せに暮らしています。

 

 

その飼い主さんのご要望

トリミング中、ずっと

そばで見ていることなんです。

 

 

その理由は

 

「このコは捨て犬で心に傷を負っているから、

また、捨てられると勘違いするかもしれない!

 

 

そういうことでした。

 

それで、初めていらした時から

トリミングの時は、ずっと見ていらっしゃいます。

 

 

テツくんは、飼い主さんに

 

助けて!

 

と、鳴いて

訴えることもあります。

 

 

わたしは、とにかく飼い主さんの方に

行こうとするテツくんをトリミング台から

落下するのを一番に気を付けます

 

 

とにかく、怪我だけは

させたくないですからね。

 

 

でも、実はテツくん。

 

 

甘えていい人

わたしのように甘えても止めてもらえない人

しっかり区別ができる、頭のいいコです(笑)

 

 

だから本当なら、テツくんだけを

預かって、トリミングした方がスムーズなんです。

 

 

でも、一つ

問題があります。

 

 

分離不安症という病名を

お聞きになったことがあるでしょうか?

 

 

わんこは、飼い主さんの心を読んで

日々、暮らしています。

 

 

飼い主さんが不安なく

安定している状態ですと

わんこも心が、安定します。

 

 

ですが、例えば

留守番させる際も

 

大丈夫かしら?

 

さみしくないかしら?

 

ひとりにしてごめんね

 

かわいそうなことをしている

 

 

そんな風に思っていると

その不安だけが、わんこに移ってしまうんです。

 

 

これが『分離不安』

大きな要因なるのです。

 

 

飼い主さんが

 

 

「ここに、テツくんを安心して預けていける」

 

 

そう思っていただけないうちは

飼い主さんが、不安だらけですから

それが移って、テツくんも不安になります。

 

 

だから、飼い主さんが

ご納得するまで、そばに居て

いただくことにしたんです。

 

 

でも、ワガママ言えるお母さんがいると

余計に暴れたり、嫌がったり、鳴いたりします。

 

 

その際には

 

甘えられるお母さん(飼い主さん)が、いるからですよ

 

 

そう、お伝えは

していたのです。

 

 

でも、半信半疑な飼い主さん(笑)

 

 

それが本当なのか

気になったご様子でした。

 

それで前回、

 

「試しに、隠れてみるわ」

 

と言って

飼い主さんは

少し、隠れてみることに。

 

 

 

ところが、隠れ切れていなくて

姿が、チラチラ見えてしまっていたんです(笑)

 

気持ちも、全く離れていないテツくんには

バレバレだったんですね(笑)

 

 

だって、そこにいるんでしょ?と

テツくんは、凝視してました(笑)

 

 

賢いコでしょ(笑)

 

 

そこで、今回

もっと、しっかり隠れてみるとのこと。

 

 

 

飼い主さんは、テツくんから

完全に、見えない所に隠れてみました。

 

 

しばらく、様子を見ずに

時間も置いてみました

 

 

 

その間、テツくんは

2回、鳴きました。

 

 

すぐに、わたしが

テツくんのマズルを押さえて

 

「ノー」

 

一度だけ

そう言いました。

 

 

あとは、全く逃げることも

くこともなく、とってもお利口さんにしています。

 

 

そして、それを見た

飼い主さん。

 

 

わたしがいない方が、お利口にしてるのねー!

 

 

次からは、安心してお預けしていくわ

 

 

そう言って

いただけました。

 

 

その後は、飼い主さんの

不安がなくなったので、テツくんも

落ち着いた、安心のトリミングとなりました。

 

 

 

茶プー

(写真はイメージです)

 

最近は、ガラス張りになっているトリミング室が

多くなりましたよね。

 

 

飼い主さんが

我がコのトリミングの様子を

ご覧になってみることは、すごく良いことだと思います。

 

「うちのコ、意外といいコしてるのね!」

 

なんておっしゃる

飼い主さんもいらっしゃいます(笑)

(だからいつも、いいコですよって言ってるのに 笑)

 

 

ですが

愛犬が、置いて行かれると

寂しがるんじゃないかとか

そういった理由である場合には

ちょっと違ってくるんですよね。

 

 

飼い主さんが、愛犬のトリミングの様子を

ずっと見ていることが、実はわんこにとって

安心できる良い事だけではないんですよ。

 

 

飼い主さんがそばにいると

ワガママを聞いてもらえると思うので 

逃げようとしたり、鳴いて訴えたりするものです。

 

 

そうなると、落下の危険も高まりますし、

台の上で、静かにできなくなるコが多いので

怪我のリスクが上がりますし、カットの仕上がりも

変わってしまうことがあります。

 

 

だから、飼い主さんの不安を取り除いて

安心して、愛犬を預けられるようなお話合いや

取り組みをしていくことが、大事だと

わたしは思うのです。

 

 

つまり、その不安が

どういったものなのかを

トリマーさんと相談していただくことが

一番なんですね。

 

 

ただ、初めての場合は

ど~しても、疲れるものなのですよ(汗)

(↑トリマーもわんこも飼い主さんも、だと思います)

 

 

なので、トリミングやグルーミングから

帰宅後に異変があった場合には、速やかに

そのショップや病院に、相談することも必要です。

 

 

初めてのショップや病院での

トリミング後に多いトラブルは

精神的なものです。

 

 

・帰宅したら、グッタリしている。元気がないなど。

 

・帰宅する車で、排泄してしまった(下痢することも)

    ひどい時には 血便になることもあります。

 

 

このような状態になっていまうと

わたしたち、トリマーにイジメられたんじゃないか

と疑われることもあります(泣)

 

 

でも、この場合

全身、毛玉だらけで

わんこに、すごく負担がかかってしまったとか

そういった何かしらの理由があって、このような状態になることが

ほとんどです。

 

 

また、わんこ同士の交流がない場合

たくさんのわんこたちの中にいるだけで

グッタリしちゃうこともあります。

 

 

そして、初めてのカットの場合には

精神的なのもとは、違ったトラブルもあります。

 

 

それは、ットした部分が

敏感になることで起こります。

 

 

特に、バリカンをかけた場所は

なりやすいです。

 

だから、歩くのを嫌がったり

痒がって噛んだり、その部分を

引きずって歩いたりすることもあるんです。

 

 

そういった場合には

毛が生えてくると治まってきます。

(↑舐めたり噛んだりせず、悪化しなかった場合)

 

 

その場合には

 次の時、バリカンを使わずに

トリミングを行うとか、その部分は

カットしないという選択をすることもあります。

 

 

「どうしてだろう?」

 

「何かあったのかな?」

 

 

そういった不安も

遠慮せずに、確認してみましょう♪

 

 

帰宅したら、ずっと寝ていたけど

ご飯はよく食べた、というのなら

一生懸命、いいコにして

疲れたんだと思います。

 

 

意外と飼い主さんが思っている以上

頑張ってお利口さんにしていて、疲れてたりするんですよ(笑)

 

 

 

家にいる時とは違って

学校で、頑張っている子供さんと

同じようなものなのかもしれません(笑)

 

 

先生の前と

お母さんの前では

全然、違いますからね(笑)

 

 

そういえば・・・

 

以前、

ラブラドールの飼い主さんが

おっしゃっていたことを思い出しました♪

 

 

幼い時に、お世話になった訓練所に

そのラブラドールを遊びに連れて行くことが

あったそうなのですが、近づくにつれて

犬が変わったように、いいコになってビックリしたって(笑)

 

 

 

車から降ろしても、ピタッと

飼い主さんの脇について、待ってたりして

 

 

「急に、優等生になってたわ~!」

 

 

と、笑っていらっしゃいました(笑)

 

 

わんこって

人を見るんです(笑)

 

 

わたしに、腰砕けで

来てくれるわんこたち❤

 

たまに

チビってしまうコもいます(汗)

 

 

あれっ・・・?

 

わたしのことを恐れてるわけでは

ないよね~・・・?(゚Д゚;)エッ?

 

 

飼い主のみなさんの

安心材料になれば嬉しいです♪

愛犬はシャンプーが大嫌い!暴れるけど、黙っていた方がいい?そう思うのは大きな間違いです!

コーギー

 

皆さま、こんにちは!

飼い主さんの不安を解消し隊!隊長のテイルです!

 

 

前回、臆病なわんこの場合

トリミングやグルーミングの際には

お預かりの前にお時間を取って、飼い主さんとトリマーさんで

お話をする時間をもうけるといい、というお話をさせていただきました。

 

 

そこで、少し補足があったので

追記させていただきますね。

 

 

週末や混雑時期は

トリミングの予約が

いっぱい入っていることも

多々、あります。

 

 

ですから

そういった場合は

トリマーも一日、手一杯です(汗)

 

 

そんな状況ですと

十分な時間も取れません

たくさんのわんこがいる状況だと

怖がりなわんこにとっては、負担が増えるんですよね。

 

 

「わんわん」と他の犬が

吠えまくっていたりすると

怖がりなわんこは、それだけでも

ガタガタ震えてますから(汗)

 

 

なので

それぞれに、事情はあると思いますが

できる限り、混雑時期を外して

トリミングを頼むことをオススメします。

 

 

そして、できれば

週末は避けて、平日に

トリミングを頼むようにすることです。

 

平日のお仕事が多いでしょうから

なかなか難しいことではあるんですけど、

でもこれは、ずっとではなくていいんです。

 

慣れてくるまでの間だけでも

そういった気遣いをしてあげると

たまたま混雑時期に当たってしまったとしても

いつも行っている場所で、いつものトリマーさん

ということが、怖がりわんこも負担も少なくなるというわけです。

 

 

また、どうしても土曜や日曜

祝日にしか、行けないという場合ですが

少し、混雑を避けていただくといいかなと思います。

 

一般的に、お給料日の月末の25日以降にある

土曜と日曜、または祝日は

やはり混雑します。

 

 

また、季節的にあたたかくなってくると

カットが、必要な犬種のわんこたちで

混雑しますよ。

 

それに、あたたかくなると

わんこのニオイが気になると言って

グルーミングの必要なわんこたちも

いらっしゃいます。

 

あたたかくなる少し前、

先取りの気分ぐらいで

いらっしゃると、ちょうど良いかもしれません。

 

また、雨降り続きで

お天気が良くなると

ご連絡が、急に増えることもあります。

 

 

これらの時期を

ちょっと外していただくと

比較的、お時間にも余裕が持てることがあるんです。

 

 

 

ぜひ、参考にしてくださいね。

 

 

それで、怖がりなゆえに 

トリミングやグルーミングが

嫌いになってしまったわんこって

どうしてもいるのですよね。

 

 

トリマーとしては

とても悲しいこと

なんですけど・・・(泣)

 

 

今回は、トリミングやグルーミングの際に

愛犬が暴れる、 また咬んでしまうことがある場合のことについて

お話させていただきたいと思います。

 

 

では以前、お預かりしたわんこのお話をもとに

ご説明して参りましょう。

 

 

柴犬のねねちゃん(仮名)のケース

 

シャワーする柴

(写真はイメージです)

 

以前、グルーミングを頼まれた

柴犬のわんこ、ねねちゃん(仮名)のお話です。

 

 

初めて、扱わせていただくわんこなので

初日は、いろいろとお聞きするのが

わたしのやり方です。

 

 

食事の内容や

アレルギーの有無。

 

ワクチンの確認や

散歩の頻度など、様々な

情報をいただきます。

 

 

そして、その時に

嫌いな項目もお聞きします

 

 

嫌いな項目と言うのは

今までショップなどに頼んでいて

 

爪切りが嫌いですね

 

などと言われたことが

あるか、どうかなどです。

 

 

そして、自宅でシャンプーは行うか

また、その時の様子なども。

 

 

そういったお話をしながら

その子が、どういう性格なのかを

見ていきます。

 

 

ところが

ねねちゃんのお母さん。

 

とにかく

早く帰りたい様子。

 

「もう、いいですか?」

 

お話の途中で

そうおっしゃるぐらいに。

 

 

そして、嫌いな項目になると

 

 

前は、よく頼んでいたんですけどね

 

というだけに

留まりました。

 

 

実は日本犬、 または

柴犬のグルーミングを頼まれると

わたしは、とにかく警戒します。

 

その理由は、後ほど言うとして

 

 

「う~ん・・・ちょっと怪しいけど、

よく頼んでいたなら、まぁ大丈夫、かな・・・?」

 

 

そう思いつつ

グルーミングスタート。

 

 

爪切りも

ブラッシングもいい子。

 

 

そこで、

シャンプー台の中に

ねねちゃんを投入。

 

 

すると

 

 

キャイ~ン!キャイ~ン!キャンキャン!!!

 

 

 

まだシャワーを

出しただけなんですけど・・・(泣)

 

 

そこからは、あらゆる状態からでも

逃げようとする、ねねちゃんと

それを必死に止めながら、お湯をかける

わたしとの攻防戦となりました(汗)

 

 

もう・・・バトルですよ(笑)

 

 

そして、耳をつんざくような

 

いや~っ!助けて~っ!!!

 

と、言っているかのような絶叫(汗)

 

 

わたし、虐待していると思われたら

すごく心外なんですけど~・・・(泣)

 

 

片腕に、ずっと前足が乗ったまま

それを押さえて、支えてのシャンプー・・・(チ~ン)

 

 

おまけに 、シャンプーが

足りないという惨事が・・・(泣)

 

 

仕方なく大きな業務用のボトルを

ガッツリ抱えて、そのまま使用・・・(汗)

 

 

左手でねねちゃんを抱え、

右手で業務用ボトルを持つという荒業を

なんとか、こなしました!

(二の腕が立派になるわけです 泣)

 

 

 

そして、顔にお湯がかかると

もう少しで、咬みそうな勢いです。

 

 

ここで顔に水がかかるのが

許せないわんこのピンポイントアドバイス

(あれ?これ、何かで書いたかもしれませんが・・・)

 

 

そういったわんこの

シャンプー時に使うと便利なのは

台所用のスポンジ!!!!!

 

 

濡らしてフキフキしたり

頭の上でギューッと握って

お顔を流すことができるのです♪

 

 

それで!!!

 

スポンジを使って流そうとしたら

スポンジを置いてある場所が遠い・・・(泣)

 

 

これでもかと体を伸ばして

なんとか、スポンジゲット!

 (ルフィーの腕が欲しくなりました 笑)

 

 

お互いにグッタリで

シャンプー終了。

 

 

頭から足先まで

わたしもビッチャビッチャでした(泣)

 

 

ブローはいい子だったので

助かりましたが、シャンプー嫌いなわんこは

ブローも、嫌いな場合があるんですよね。

 

 

その場合は、水が嫌いなんじゃなくて

音が嫌いなわんこが、多いみたいです。

 

 

または、ホースから出てくる

得体の知れないものが、嫌いみたい(笑)

 

 

さて、このねねちゃん。

 

なんとか、かんとか洗いました

 

そう、お迎えの時に

お伝えしました。

 

 

そうですか~

 

とお母さん。

 

 

知っていらっしゃったご様子・・・。

 

 

そして、帰りのお迎えになって

お母さんの様子が、一変しました。

 

 

ニコニコと

いろいろと話してくださるんです。

 

 

もし先に、水が嫌いと言ったら

断られると思ったのかもしれません。

 

 

それと、もしかしたら

前のショップで、トリマーさんを

咬んでしまったかもしれません。

 

 

それから、頼めなくなって

うちにいらしたのかも。

 

 

そういった理由は、あったにせよ

事前に、きちん伝えてもらっていると

万全の体制で、臨むことができるのに・・・

と残念に思った、出来事でした。

 

 

事前に準備ができるとより安全に行えます

 

おとなしそうな柴犬

(写真はイメージです)

 

 

わんこの中でも

水が嫌いなわんこの種類があります。

 

これは本来の

その犬種の特徴でもあるので

致し方ない部分でもあるのですが・・・

 

さて、皆さま その犬種は何だと思いますか?

(先に【テイルの独断と偏見いっぱいな犬種図鑑~日本犬編~】を

ご覧になっている方はご存知かと思いますが、おさらいに読んでください)

 

正解は 柴犬です

 

もっと言うと

日本犬は基本的に嫌いでしょうね。

 

 

そもそも、日本犬は

飼い主以外に触られることも

好きではないからです。

 

 

そして、日本犬は

元々が、狩猟犬です。

 

 

熊などを狩る時に

マタギ犬としての

お仕事を担ってきた

わんこたちです。

 

 

だから、とっても

勇敢なわんこなんですよね。

 

 

その勇ましい様を

競うい合うのが

日本犬のドッグショーです。

 

 

本物の熊を檻に入れて

そこに背中の毛を立てて向かっていく

犬の様子を競い合って、一番を決める

というものになります。

 

 

そして、そのショーに出るわんこたちは

シャンプーしません。

 

なので

元々シャンプーしないわんこたちだった

ということなんです。

 

 

だから、基本的には

シャンプーが嫌いなんですよ。

 

 

それに飼い主以外には

懐かないのが

日本犬です。

 

 

最近は家庭犬、愛玩犬としての

改良が行われていて、フレンドリーな

日本犬も増えていますね。

 

 

フレンドリーな柴犬は

キュン死レベルの可愛さなので

ぜひ、増えて欲しいです(笑)

 

 

それはさておき、

愛犬が暴れることや

咬むことを飼い主さんが把握している場合

確かに、言いにくいとは思うんですけれど、

トリマーが知っていることで、そのわんこに必要な

準備ができるのです。

 

 

そして、よりスムーズに

無駄な時間をかけることなく、できるので

わんこの負担も少なくなるんです。

 

 

例えば、シャンプーがなくなったのは

わたしの用意不足ですが(汗)、あらかじ

スポンジは用意しておけます。

 

 

そして、この時は

わたし一人でした。

 

 

もし、事前にわかっていれば

トリマーの人数を確保しておくこともできます

(送迎などで、トリマーが一人になる店もあるんですよ)

 

そして、もし咬まれたら

手をたくさん使う仕事なので

支障が出ます。

 

時には、お休みしなければ

ならないようなこともあります。

 

だから、それらのことを事前に知っていたら

最初から口輪と使うとか、こちらも

防御することができるのです

 

 

だから、事前に伝えないで

わんこもトリマーも、大変な思いをするよりも

最初から、伝えてもらっておいた方が

絶対に、安全にトリミングやグルーミングを

行えるんですよ。

 

 

それに、わんこに

グルーミングやトリミングをするにあたって

必ず、しつけていかなければならないのですが

それらを覚えてもらうのには、どうしていったらいいのか

個々によってやり方は違ってきます。

 

 

例えば、ねねちゃんのように

お水の嫌いなわんこに、教えて行く場合、

自宅で、シャンプーを行っていただいた方が

わんこが覚えがいいのか。

 

 

またはそれとも、シャンプーに関しては

トリマーに託してしまった方が

良い場合もあります。

 

 

飼い主さんと、トリマーでは

やり方が違いますからね。

 

 

以前、【犬のお手入れって、どうすればいいの?

飼い主さんができることでいいのよ編】で、ご紹介したのですが、

ブラッシングが、大っ嫌いだったポメちゃんのお話。

 

このコは、飼い主さんが

ブラッシングすると、余計に

やらせなくなってしまいました(汗)

 

 

飼い主さんが、手を加えることで

明らかに、悪化してしまったんです。

 

こういった場合には

トリマーによる、定期的なグルーミングで

克服してくれた良い例だと思います。

 

 

嫌いな項目のあるコって

トリマーも飼い主さんも、気持ち的に

大変ですよね。

 

 

 

でも、嫌いな項目があるコが

ちゃんと我慢してくれた時って

通じた~!!!!っていうか、

飼い主さんもトリマーも、喜びもひとしおなんですよ!

 

 

 

わたしは

 

「トリマーやってきて良かった!」

 

って思う瞬間です❤

 

 

 

だから、グルーミングの項目で

苦手のあるわんこは、飼い主さんとトリマーが協力して

グルーミングをどう克服させていくか、一緒に考えていくことが一番だ

と思うんですよ。

 

 

 

 

皆さまの不安を解消する

お手伝いになれば嬉しいです♪

トリマーのわたしが怖がりな犬、繊細な犬を扱う時に気を付けていること、あれこれ!

 

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(画像はイメージです)

 

飼い主の皆さま、こんにちは!

わんこの気持ちをくみ取り隊、隊長のテイルです!

 

自分に合ってるわんこの性格別、相性診断!

あなたは愛犬を上手にほめてますか?』で

お話したことがあるのですが、 今回も

怖がりな繊細なわんこについてのお話です。

 

 

人が大好きで、誰にでも

尻尾フリフリなわんこは

トリミングに行くにしても、

トリマーさんにも、すぐに懐いてくれることが

多いですよね。

 

だから、トリミングに連れて行く

飼い主さんも、そのことでは心配しなくていいのですが、

繊細なわんこの場合は、そうはいきません。

 

 

ガタガタ震えたり、飼い主さんにしがみついたり

飼い主さんも、後ろ髪を引かれてしまいますよね

 

 

それは、わんこの元々の性格ですから

多少は、そういったことがあっても

仕方がないと思います。

 

それに意外と

飼い主さんが、いなくなってしまえば

ケロッとしているわんこもいます(笑)

 

 

離れるのがイヤだ、と訴えてみせるのは

飼い犬の務めだと思っているのかもしれませんよ(笑)

 

 

わたしが、トリミングでお会いする

わんこの中でも、そういった繊細なわんこたちがいます。

 

 

その中でも、印象に深い

わんこのお話をご紹介しながら

わたしが、繊細なわんこを扱うときに

気を付けていることを

ご紹介したいと思います!

 

チワワとダックスのミックスのちーちゃん(仮名)の場合

 

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(画像はイメージです)

 

ある日、以前からトリミングにいらしている

ダックスの飼い主さんから、ご連絡をいただきました。

 

娘さんが、お里帰り中に

一緒に帰ってきているわんこの

グルーミングをお願いしたいとのこと。

 

 

チワワとダックスのミックスのわんこで

名前はちーちゃん(仮名)。

 

 

ショップに、連れていらっしゃったのは

飼い主さんの娘さんではなく

お母さんでした。

 

娘さんは、ご実家に

何度もちーちゃんを連れて帰っているので

お母さんには、懐いている様子です。

 

ただ、わたしの顔を見ると

 

「ひぇ~っ!!!!!」

 

という表情・・・(泣)

 

 

「今回だけでは、仲良くはなってもらえそうにないなー・・・」

 

 

という印象でした(汗)

 

繊細なわんこで、怖がりな場合は

信頼してもらうまで、焦らないことが基本です。

 

だから

ゆっくり時間をかけないとダメ

なんですよ

(テイル談)

 

 

だから、今回の目標は

ちーちゃんが、なるべく怖がらないで

グルーミングを嫌いにならないようにすること!!!にしました。

 

 

 

こういった繊細なわんこの場合

最初に、気を付けることは

声掛けです。

 

ちーちゃん!可愛いね!おいで!

 

などと声をかけると

ダメなんです。

 

 

様子を伺っているのに

伺いきれる前に、恐怖を与えてしまうんです。

 

 

何?何?この人のことなんて、あたし、知らないし!!!

 

わんこにしたら

そんな感じなんだと思います。

 

 

だから、連れていらしたダックスのお母さんに

時間があるかお聞きして、しばらく居ていただくことに。

 

 

そして、あえて

ちーちゃんのお話はしません。

 

わたしとお母さんが

ちーちゃんのお話をすれば

どうしても視線や意識が、そちらに

向いてしまうのです。

 

そうすると

様子を伺いたいちーちゃんは

それが、できなくなってしまいます。

 

 

ですから

お母さんが、飼っているダックスさんのことを

いろいろお聞きしたり、アドバイスしたり

また意外な一面を聞いて、大笑いしたりしました。

 

 

そうやっている間に

わたしの方に、ちーちゃんが

歩み寄ってきました。

 

わたしは、その時も

気が付かないふりをして

お母さんと雑談します。

 

 

ちーちゃんは、わたしのニオイを嗅いで

様子を伺って、情報を集めているのでしょうね。

 

そして、わたしのしゃがんだ足の上に

ちーちゃんが、前足をのせて来たので

初めて声をかけます。

 

 

ちーちゃん

 

 

そう言うと、ちーちゃんは

 

 

見つかった!

 

と言わんばかりに

逃げていきます・・・(汗)

 

 

そして、またお母さんと話していると

また、すぐわたしの元に寄ってきました。

 

そして、わたしの足の上に

前足をのせてきました。

 

 

なぁに?

 

 

それだけ言うと

わたしは、動かないようにします。

 

ビビりながらも

一生懸命に寄ってきているのに

声をかけてしまうと、さらにビビッてしますからです。

 

 

するとちーちゃん、

わたしの口をクンクン。

 

 

そのまま動かずにいると

静かに「ペロッ!」っとしてくれました。

 

 

「ありがとう」

 

 

そう言うと、

ちーちゃんは、前足を下ろして

微かに尻尾を振りました

 

 

その様子を見て、お母さんには

 

あら~!もう仲良くなったの?

 

 

そう言っていただけました♡

 

 

その反応を見て

ちーちゃんは、嬉しくなったんでしょうね。

 

 

尻尾をフリフリしながら

お母さんの元に。

 

 

そして、わたしにも

 

 

すごい?えらい?

 

そう言うように、静かに尻尾を振って

今度は遠慮なく、そばに来てくれました

 

 

そこからは

 

「さっきまでのは、何だったんだろう?」

 

と思うぐらいに

ピッタリくっついて

お顔をペロペロしてくれます。

 

 

それを見て

お母さんは、安心して

ちーちゃんを置いていかれました。

 

 

たぶん、ちーちゃんは

元々は、懐っこいわんこで

人の事が、大好きなわんこなんだと思います。

 

 

だから、臆病なコなのに

早くに打ち解けてくれた

珍しいケースでした。

 

 

臆病なわんこは時間をかけて

 

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(画像はイメージです)

 

 

わんこは、言葉を

全て理解することは

できませんよね。

 

その分、人が出すパワーみたいなものを

感じ取って、感情を読み取っているんだと思います。

 

だから、飼い主さんが

トリミングに連れていらっしゃった時

わんこは、トリマーと飼い主さんの

様子を見ています。

 

 

それで、この人に対して

飼い主さんは、どう思っているのか

感じ取っているんだと思うんです。

 

 

怖がりなわんこで

ちーちゃんのように、初めての場合

わんこも必死に、感じ取ろうとするんだと思います。

 

でも、人って

嘘でも笑いますよね。

 

作り笑いっていうのかな。

 

 

接客のお仕事をしていたら

必要なことなんですけどね(笑)

 

 

だから、わんこは

その表情よりは、何か違うものを

感じ取っているのかな?と思う時があります。

 

 

いつも通りに愛犬に微笑みかけても

飼い主さんが、本当は落ち込んでいると

愛犬の接し方が、いつもと違うな

と感じることがありませんか?

 

 

わんこ、あるあるでしょ?(笑)

 

ホント、わんこに

嘘はつけませんねー・・・(笑)

 

 

先ほどお話した

ダックスのお母さんとは

お付き合いが長かったので

ちーちゃんも、それを感じてくれて

 

 

この人、大丈夫みたい!

 

 

そう思って

くれたんだと思います。

 

 

もし皆さまの飼われているわんこが、臆病さんで

トリミングやグルーミングを嫌がるような場合

少し時間が取れるようでしたら

トリマーさんと飼い主さんが、お話の時間を

持たれることをオススメします。

 

 

その時、わんこを抱っこではなくて

リードを付けて、自由にしておいてくださいね。

 

 

わんこが、自分のペースで

トリマーさんに近づいて行けるからです。

 

 

そういった時間を取ることで

わんこがトリマーさんと飼い主さんの

心を感じ取り、安心することができると思うのです。

 

 

犬の気持ちをわかって、もっとお手入れを楽にしよう!】 の記事で、

ご紹介したダックスさんがいるのですが

(今回のダックスのお母さんとは別の子です)

飼い主さんの姿が見えている間だけ

震えて、クンクン鳴いて逃げます(笑)

 

 

でも、トリミングを終えると

わたしから離れません(笑)

 

 

飼い主さんが、来ても

知らん顔です(笑)

(飼い主さんに置いて行かれて怒ってるのかもしれませんが 笑)

 

 

そうやって懐いてくれると

飼い主さんも、安心ですが

わんこも不必要に、ストレスにならず

以前より、毛並みまでよくなって

獣医さんからも、ほめられるそうです。

 

 

以前は、家族以外に

そうやって甘えたり、抱っこをせがんだり

離れないなどということは、考えられなかったそうです。

 

 

だから最近は、

「そうやってるけど、ホントはテイルさんに

会いたかったのは、わかってるんだから!笑」

 

 

そう言って、飼い主さんは

サラッと置いて行かれます。

 

 

そうやって

サラッと』 が

重要なんですよね。

 

 

 

飼い主さんが、後ろ髪引かれて

 

大丈夫かな、心配だな

 

と思う事で、

わんこの不安を助長してしまうんです。

 

 

それは、わんこにとって

ストレスになりますから

なるべく、なくしてあげたいですよね。

 

 

またそれが、過度になると

分離不安症になってしまうんです。

 

 

飼い主さんの過度な不安は

わんこも不安にさせることをお忘れなく。

 

 

皆さまのわんこのストレス軽減の

お手伝いになったら嬉しいです♪

自分に合ってるわんこの性格別、相性診断!あなたは愛犬を上手にほめてますか?

外であそぶレトリバー

 

皆さま、こんにちは!

わんこの気持ちをくみ取り隊、隊長のテイルです♪

 

今回は、少し原点に戻って

これから、わんこを迎えようという方に

どんなわんこが、ご自身に合っているのかを

知ってもらおう!という話です(^^♪

 

今、情報もたくさんあって

どの犬種も、みんなとても魅力的

かえって悩んじゃいませんか?

 

 

いろいろ知っている、わたしでも

一番の犬種なんて、絶対に選べません!!!(笑)

 

 

だから

 

「このわんこがイイですよ!」

 

なんて 、わたしは言えませんが(笑)

 

大きくわけた場合に、飼い主さんとわんこって

相性ってあるんですよね~~~っ♪♪♪

 

 

そして 現在わんこを飼っている方には

より愛犬との仲を深めてしまう内容を

予定しております♪

 

 

ですので

現在飼っている方も

これから飼う予定の方も

楽しんでいただけちゃうんじゃないかなと

思っております!

 

では、行ってみよう♪

 

 

 

わんこのタイプを二つに分けて、性格別相性診断

 

大型と小型

 

人の性格が、様々にあるように

わんこも性格も、本当にいろいろです。

 

 

犬種で、大きくわけられるのですが

わたしは、わんこの性格

わけたいと思います!

 

 

そう、言っておきながら

イヤイヤ、難しい・・・(汗)

 

 

でも、この方が

皆さまに、伝わりやすいんじゃないか

と思うんです。

 

このタイプを大きく

ホントに、お~~~~きく分けると、

2つになります。

 

 

お~~~~~~っきくですよ(笑)

(しつこい? 笑)

 

 

その1つが、大型わんこに多い

明るい性格のわんこ

 

 

陽気で、誰にでも

全開で、「遊ぼ♪」アピールをして

尻尾フリフリなタイプ。

 

 

目と目が合った、その日から!

ぐらいの勢いで

懐いてくれるので

とにかく可愛い♪

 

このタイプが合うのは

 

・社交的な方

・はっきりとした声(また、声が大きい)

・どちらかと言えば、体育会系

・細かいことは、気にならない

アクティブな毎日が好き

 

と、いった方に

おすすめなわんこです。

 

 

もう1つは、小型犬に多い

繊細なタイプ

 

尻尾を振っているけど

腰が引けていたり、

ちょっとずつ近寄ってくる感じのわんこ。

 

ちょっと臆病だけど、好きになってくれたら

全開で、甘えてくれるようになるタイプです。

 

他の人にはしない反応に

優越感がたまらない♪

 

 

このタイプに合うのは

・インドア派だ

・物静かに話す方(また声が小さい)

・細かなところまで気が付く

 

といった方に

おすすめなわんこです。

 

 

ちなみに、 わたしは

混合型です!!!(笑)

 

 

いや、以前は完全に

明るいわんこ系でしたねー。

 

 

でも、たくさんのわんこと接して

いろいろわかって、自分を振り返ることが

できてから、繊細なわんこも

扱えるようになりました。

 

 

と言っても

現在も、勉強中ですが・・・(汗)

 

皆さまは

どちらですか?

 

 

どちらかと言えば

でいいんです。

 

または、わたしと同じく

混合型の方も、いらっしゃると思います。 

 

わたし、お客様に言うと

 

え~っ!うそだ!

 

って、言われちゃうんですけど

完全な人見知りなんです。

 

 

だから、元は

まったく社交的では

ないんですよー。

 

 

でも 上記のどちらかと言えば

細かいところは、気にならないですし

はっきり言いますし、声も大きいです。

 

 

そんな感じで

ご自身に、当てはめてみて下さい。

 

 

この『二つの性格』のわんこを扱う時には

それぞれ、注意しておくと

良いことがあるんです。

 

 

これから、具体的にあった体験談と

わたしが、これまでやってきた

改善点をご紹介します。

 

 

今、愛犬がいる方は

もっと愛犬と絆を深めていけるように

なったらいいな♪

 

 

怖がりなヨーキーちゃんと新米トリマーさん

 

ヨーキー

(写真はイメージです)

 

わたしが以前、 勤めていた

ペットショップでのことです。

 

 

2か月に一度、 いらしてくださっていた

ヨーキーのわんこがいたんです。

 

お母さんが、とても上品な

おきれいな方だったんですが

わんこもおとなしくて、とてもイイ子。

 

 

扱いやすいわんこなので

スタッフにも、人気でした。

 

 

そして、ある日

新米のトリマーさんが初めて

扱うことになったのです。

 

 

もちろん、 新米さんなので

指示は、出しながらですが

学校で、実践は積んできていますし、

カットも上手♪

 

 

いつもより、時間はかかりましたが

無事、トリミング終了。

 

 

そして、終わってからの

カットチェックに、わんこを

床に下ろして歩かせます。

 

 

そしたら、どうでしょう。

 

 

そのヨーキーのわんこが

担当した新米トリマーさんを

追いかけては、抱っこをせがむんです。

 

 

 

その時には、わたしを含め

他のスタッフも、少なくても一年以上

そのわんこを担当してきたんです。

 

 

ですが、名前を呼ぶと

尻尾を振っては、くれるんですが

追いかけてきたりは、しなかったんですよ!!!

 

 

「気に入られたんだね~!」

 

 

と、みんなで言ったけど

わたしの中では、疑問が残りました。

 

 

そして、あることに

気が付いたんです。

 

 

 

その新米トリマーさんというのが

声も小さく、慎ましい、方なんです。

 

 

大笑いする時にも、手を叩いたりせず

両手で顔を覆って、肩を揺らして笑うような

感じの人でした。

 

 

そして、一人暮らしをしていた

わたしを気遣って、お手製の野菜

たっぷりな『シチュー』など持参して

ごちそうしてくれるような家庭的な女性でした。

(ありがたかったー!!!)

 

 

それにトリミングしていても

よく気が付く方だと

感心することもありました。

 

 

そして、

あら・・・!!1(驚)

 

わたしに足りないのは、これね!

 

 

と、ようやく

わたしは、気が付いたんです。

 

 

そこで、早速

改善していきました。

 

 

その成果

現在は、人見知りだったり

怖がりなわんこでも、

わたしにも、懐いてくれるようになりました♪

 

 

 

ホント、 自分が悪かったんだなーと

反省しましたよ。

 

 

さて、わたしが

どんなことに気を付けて

どんな風にしていったのか

次に具体的に、ご説明していきましょー!

 

 

わたしの改善点あれこれ

 

ビーグルと二頭

 

元々、元気で

テンションが、高めのわんこは

扱いが、楽でいいなって

思ってたんです。

 

 

でも、本当は違ったんですよー。

 

うん、わたしも成長したなー・・・(*´Д`)

(自己陶酔中・・・)

 

トリミングって基本的に

嫌われ役じゃないですか。

 

だから、わんこが最初から

 

「好き好き♪」

 

って来てくれるのが

本当に嬉しいんですよ。

 

元々が明るくて

構って♪構って♪ちゃん、だったら

多少、イヤなことをされたとしても

忘れてくれるので、ありがたいんです(笑)

 

でも、繊細なコって

忘れないですし、

根に持ちます・・・

(↑繊細なコの飼い主さんが言ってました 笑)

 

 

例えば、前回爪切りが痛かったとします。

 

そしたら、次に来た時には

今までイヤがってなかったのに

爪切りを拒否するようになるんです・・・(泣)

 

そうなったら、わたしは真剣に謝って

今回は、絶対痛くないように切ると

約束をして、爪切りさせてくださいと

お願いします。

 

そして絶対に、

痛くはしません!!!(笑)

 

終わったら、もちろんホメますし

ありがとうとお礼もいいますよ(^^)

 

繊細なコは

ちょっと面倒

手がかかるんですね(笑)

 

つまり

トリミング自体に

わんこにとって、怖い

という思いが、あるわけです。

 

だから、少なくても

私という存在が、わんこにとって

脅威(?)を感じる存在で

なくなって欲しいと思って。

 

 

では

どういったことを

改善したかというと

わたしの改善点、1つ目!

 

 

 

繊細なわんこは

静かに、たくさんほめる!

 

 

繊細なわんこに

大きな声でほめると

ただ怖がるばかりです・・・(チーン)

 

 

ほめてるのに・・・(泣)

 

 

改善点2つ目!

 

急な動きをしない

 

 

急に、人が動くと

ビックリして怖がります。

 

わんこにしたら

巨人がスゴイ勢いで

動くんですから、そりゃ~

進撃の巨人のごとく

怖いですよね・・・

 

 

ほめる時も

小声で、そっと。

 

そして、少し

顔の距離は、保ったまま。

 

手で撫でる時も

ガバッと手を出さないで

体から頭の方に進出する感じです。

 

恐がりなコは

これでもビビりながら

撫でられます。

 

わんこが慣れてきて

喜んでくれたら、頬ずりしちゃいます。

 

 

改善点3つ目!

 

なるべく抱っこをして

わたしが、怖い人ではないことをアピール

 

レジの清算の時やカルテ記入の時、

はたまた、昼食をとっている時など

体が空いている時は、とにかく抱っこしてました。

 

腕の中で安心して

抱っこをしていられるようになってくれれば

受け入れてくれたと思いました。

 

 

そして、それと同時に

わたしのニオイを覚えて帰ってもらう

ってことが、もしかしたら大事なのかも。

 

(テイル的見解です!)

 

わんこって、嗅覚が

すごく優れてますよね。

 

逆にわんこって

目は、あまり良くないとも聞きます。

 

見るという事より

ニオイで判断していることって

あるんだと思うんです。

 

 

ここは来たことがある。

この人は知っている。

この人はこういう人だ。

 

そういう記憶を

ニオイで思い出すというか。

 

わたしも、実は

そういうとこがあって、

子供のニオイとか

猫のニオイとかに安心します!(笑)

 

お付き合いする人って

ニオイも好きでしたし♡

 

 

テイルの個人的な好みはさておき、

わんこもそういった感性で

生きているのだとしたら

家に帰ってからも、

しばらく、わたしを覚えててもらおう

という魂胆なのです!

 

 

それで、これが

良かったんですよ!!!

 

 

次に会った時に

わんこのリアクションが

変りました!!!

 

 

来店することは

わかっているはずなのに

 

車で震えなくなった

 

とか

 

お店の名前を言ったら、自分からキャリーバッグに入った

 

とか、言っていただけるように

なったんです。

 

あ~嬉しい♪

 

そうなったら

も~可愛い♪

 

ちょっと吠えたりして

自己主張してくれたりしたら

も~たまらん♪

 

繊細なコが

心開いてくれた時の

快感ったら・・・(*´Д`)デレッ

 

 

楽天的なわんこの取り扱い

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繊細なわんこについて

注意すべきところがわかってから

後に気が付いたのですが、楽天的なわんこを扱う時に

扱いにくくしていたのは、自分だったってこと。

 

楽天的なわんこって

会ったら

 

「うれし~!!!」

 

構ったら

 

「たのし~!!!」

 

じゃないですか(笑)

 

 

でも、このままのテンションって

トリミングしにくいんですよね(汗)

 

 

台から落ちそうになるし、

グルーミングもトリミングも

刃物を取り扱いますからね。

 

 

しかも、かなり鋭利な

刃物です。

 

 

 

また、興奮して

息が上がって、ハァハァ

してしまうと、カットできません。

 

そこで、気を付けなければ

いけないことがあるのです。

 

 

楽天的なわんこは

一気にテンションがあがりやすい!

 

 

わたし、つい

嬉しさのあまりに、(例えば)

 

「マルちゃ~ん!!!\(^o^)/

 

って、全開

お迎えしてたんですよね。

 

 

だから、わんこの気持ちが

ギュ~ン!!!』と急上昇!!!

 

 

先ほど言いましたけど

テンション上がったままの

トリミングやグルーミングは危険です。

 

 

 

落ち着かせてから

なんとか始めるという感じでした。

 

 

だから、思い返してみると

わたしがわんこを危険にさらしていたんだ

と、気が付いたんです。

 

 

そこで

改善点1つ目!

 

大きな声で名前を呼ばない

 

「マルちゃ~ん!!!\(^o^)/」

 

これは、やめました!

 

わんこは、いつも通り

テンションが上がり気味に来るので

飼い主さんとお話して、わんこは少し放置します。

 

「構ってくれない」

 

と、わかったわんこが

落ち付いてから、声をかけることに。

 

大きな声は、マテなど

指示の時だけにしました。

 

 

 

改善点2つ目!

 

平常心で出迎える

 

 

会えた嬉しさは、

全面に出さない!!!

 

必死に

堪えます!(笑)

 

「来てくれて嬉しいよ!(^^)ニコニコ」

 

ぐらいに

しておきます!

 

改善点3つ目!

 

大きなリアクションはしない

 

 

笑顔だけど、

「ヨシヨシ」程度にします。

 

そうすることで

わんこがいつもより

落ち着いてトリミングできることが

わかりました。

 

こういうわんこは

トリミングやグルーミングが終わったら

思いっきり、ほめて可愛がります!!!

 

 

また、お散歩に連れて行ったり

ドッグランなどの放せる安全なスペースで

思い切りはしゃがせてあげるんです♪

 

 

おしまいに

 

コッカー二頭

 

おしましに、

明るいわんこが多い犬種と

繊細なわんこが多い犬種を

ご紹介しますね。

 

 

明るい性格な犬種が多いのは

ゴールデンレトリバー

フレンチブルドッグ

・プードル

マルチーズ

・ビーグル・・・・・など

 

 

繊細なわんこが多いのは

・チワワ

・ヨーキー

・ラサアプソ

アメリカンコッカー

ジャーマンシェパード・・・など

 

いやいや、違うよ

と、これらの犬種を

扱ったことのある方に

言われそうなので、補足です!

 

 

これはあくまでも

わたしが扱っていて

そう思った犬種です!

 

それに、この中でも、

この逆のパターンが、いくつもあります

 

だけど、これから

 

「どの犬種にしよう?」

 

と思われた方は

全くわからないと思うので、

本当に、参考までにです!

 

 

これからわんこを飼おうとか

飼いたいなとお考えの方は、そのわんこを

実際に見て、その中で選んであげて欲しい。

 

 

例えば、子犬同士で

遊ばせている様子だったり

声をかけてみることで、

この傾向が、わかると思います。

 

 

また、成犬になった

わんこであれば、その傾向は

顕著ですよ。

 

子犬は、どう変わっていくかは

環境や飼い主さんの躾次第で

大きく違います。

 

 

でも、成犬になってからだと

もう基本はできているので選びやすいですし

実際、飼いやすいんですよ。

 

 

さてさて、長々とお付き合いいただきましたが

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

実は、先日

 

どうも家族の中で、自分だけが懐かれないんです

 

と嘆いていらっしゃる飼い主さんがいて

 

こういったことはありませんか?

 

とお話させていただいたら

思い当たるとのこと。

 

 

お話をさせていただき

飼い主さんが、それを気を付けて接していくと

以前より、距離が縮まったという経験があったもので

今回、こういったお話をさせていただこうと思ったんです。

 

 

わんこと飼い主さんの

絆がもっと深くなったら嬉しいです♪

 

 

テイルの独断と偏見いっぱいな犬種図鑑~日本犬編~

ミックス

ずっと

書きたかったこのお話!

 

題して!

 

テイルの

独断と偏見いっぱいの犬種図鑑!

 

栄えある第一弾は

日本犬について

届けしたいと思います!

 

 

 

わたくし、テイルも

日本生まれ、日本育ちの雑種です(笑)

 

 

わたしの小さい頃は

日本犬系の雑種が、多かったですね~♪

 

 

 

そんな、わんこたちのご飯は

人用のご飯の、余りものでしたよね。

 

白いご飯に、余ったおかずを

混ぜ混ぜしたようなもの。

 

 

外飼いされているのが、普通で

室内で、飼われているわんこのほうが

少なかった時代でした。

 

 

そんな、わんこたちは

日本犬系の雑種が

多かったですよね。

 

 

親しみやすい顔と

クリンとした尻尾が

とにかく可愛らしい♪

 

 

そんな親しみ深い

日本犬系のわんこたちについて

テイルの経験を基に、いろいろと

勝手に(?)お話させていただこうと思います!

 

 

 

最初にお話しておきますが

わたしが、扱ったことのある純血種の日本犬は

そう多くはないと思います。

 

 

柴犬・秋田犬・紀州犬ぐらいかな。

 

 

あとは、ほとんど日本犬系

ミックスのわんこです。

 

さて、その日本犬系の

わんこたちの性格ですが、

どういったイメージがあるでしょうか?

 

賢い!

 

甘えん坊!

 

確かに~!!!

 

でもでも、

わたしが思う特徴は

他にもあるかも?!

 

では、早速

お話させていただきますね。

 

 

 

 

 

日本犬系わんこの魅力

日本

 

 

 

 

近年は、ブリーダーさんが

改良した成果なのかもしれませんが

誰にでも、懐っこいわんこも増えました。

 

 

でも、元々の気質は

飼い主さんオンリー

なわんこです。

 

 

この飼い主さんにだけ

真っ直ぐに愛してくれるわんこだから

自分だけに懐いてくれている

という優越感にも浸れます(笑)

 

 

日本犬の、本来の大きな魅力は

これかもしれませんねー。

 

 

そして、しっかりとした躾ができると

とても従順に、飼い主さんの言う事を

聞いてくれます。

 

また、いざという時は

飼い主を全力で守ってくれるような

強さも持ち合わせている犬種です。

 

 

飼い主さんからすると

『頼りになる存在』って感じでしょうね。

 

 

それは、元猟犬だったことも

大きく関係しているんだと思います。

 

 

昔、熊を狩る時に

用いられていたマタギ犬は

日本の中型のわんこだったそうです。

 

 

 

熊に襲われて、内臓を引きずってでも

飼い主の元に戻ってくる、という

お話を聞いたことがあります。

 

 

 

最期は、絶対に

忠誠した飼い主さんの元に

戻りたいのでしょうね(泣)

 

 

皆さま、ご存知の日本犬というと

忠犬ハチ公ですよね。

 

 

まさに、日本犬の代表と言える

存在になっていますよね。

 

あの映画は

思い出しただけでも

号泣してしまう(´;ω;`)ウッ…

 

(ノД`)・゜・。アウアウ・・・(゚Д゚;)ハッ!!!

 

泣き出してしまう前に

別のお話をしましょう!

 

 

えっとっ!

 

そう!

 

日本犬の特徴と言えば

あのモフモフの被毛じゃないでしょうか。

 

 

日本犬の被毛は

ダブルコートが基本です。

 

ダブルコートとは

クネクネとした柔らかな毛

真っ直ぐで、硬い毛

二種類が生えていることです。

 

 

このタイプは

なかなか乾かないんですよ~・・・(汗)

 

しかも、日本犬は

自分で出す被毛の脂が

しっかりと乗っているので

乾いたのか、脂でしっとりしているのか

なかなか区別がつかない!!!(汗)

(でもその分、余計に こねくり回して堪能するのねん♪ 笑)

 

 

ぴったりと生え揃った毛並みは

カットしたの?と思うぐらいに

きれいに揃っています。

 

実際、柴犬の飼い主さんに

 

「テイルさん。これって、カットしてるから

         キレイに揃ってるの?」

 

なんて、言われたことが

ありました(笑)

 

手触りも

最高ですしね(笑)

 

 

そして、健康面でも

丈夫なコが多いです。

 

 

以前は、余ったご飯で

元気に、長生きしてましたもんね!(笑)

 

 

 

また、日本古来のわんこなだけに

日本の気候や風土にも、合っている

ということも、大きな魅力なのでしょうね。

 

 

あ!あと、

日本犬系のわんこって

おしゃべりなコが多いかも!?

 

「わん」は、

もちろん言いますけど

 

「あうあう!」

 

「やうやう!」

 

みたいな鳴き方をするわんこが

結構、いるんですよね(笑)

 

文句なのか

苦情なのか

何かを訴えている時(笑)

 

例えば、ショップでは

シャンプー終わったんだから

早く帰りたいとか、

早く送って行けとか。。。(笑)

 

「もうちょっと待っててね~」

 

とか、わたしは

普通に、返してます(笑)

 

 

 

それにしても

子犬の時の日本犬って

食べちゃいたくなるぐらい

可愛いですよね~(涎)

 

なんであんなに

可愛いんだろう。。。(*´Д`)デレ~♪

 

 

ちなみに

わたくしの好みとしては

口の周りが黒くなってる

泥棒顔が好きです(笑)

 

あのマズルを

咥えて遊びたい・・・(*´Д`)エヘッ♪

 

 

日本犬系わんこの注意点

柴

 

ここからは、日本犬のわんこの

注意点をお話していきたいと思います。

 

 

飼い主に、従順な

日本犬だからこそ

残念ながら、デメリットに

なることもあるんです。

 

先にお話したように

飼い主さんオンリーな日本犬の気質。

 

自分だけに心を許してくれている

という、優越感に浸れるのですが

逆を言うと飼い主以外の人には、心も許さず、 

受け付けないということもあるわけです。

 

 

ペットホテルで、お泊りすれば

全くご飯を食べなかったり、

時には、全く触らせない

ということもあります。

 

 

実際、どうしてもということで

お預かりした柴犬のわんこは

触ることが、できませんでした。

 

 

ケージには、リードを付けたままでイン。

 

散歩には行けたので

1人が、その柴犬を散歩に行っている間に

もう一人のスタッフが、犬舎の掃除と食事セット。

 

 

散歩後は、食事にまっしぐらなので

食事に夢中になっている間に

ケージを締めるという預かり方でした。

 

 

ちなみに、わんこに

触られることは、ありましたが

触ることは、危険でできなかったです・・・(汗)

 

 

そして、グルーミングについても

お話させてくださいね。

 

 

日本犬系のわんこは、

水が大嫌いな場合が多いです。

 

だから、水に慣らしていないと

シャンプー中やブロー中に

失禁脱糞してしまうわんこも

少なくない犬種です。

 

 

でも、それは日本犬の

元々のルーツと歴史にあるようです。

 

日本犬系のわんこだけの

ドッグショーってあるのは

ご存知でしょうか?

 

それは、檻に入ったクマに

犬を向かわせて、その勇ましさを

競うというものです。

 

 

わんこたちは、クマに立ち向かって

毛を逆立てて、吠えたりするわけです。

 

この時、毛が立つように

シャンプーはしないそうです。

 

 

その方が、毛が膨らんで

勇ましくみえるから

なんだそうです。

 

 

観賞用として

愛されるようになってからも

そういった歴史を持つ、日本犬だからこそ

水嫌いが多いのも、納得ですね。

 

 

ですが、現在はその多くが

番犬でもなく、愛玩犬として

飼われているわけです。

 

 

毛が抜けて困ることや

ニオイや、衛生的な意味でも

グルーミングが、必要になっています。

(※シャンプーやブラッシング・爪切り・耳掃除などのこと)

 

 

でもそれには、小さいときからの躾が

できていなければ、本当に難しいです。

 

 

というのも

嫌いなことをするわけですから

攻撃的になることも、少なくないです。

 

 

ショップで預かる場合には

日本犬系の場合、まず

他人に触らせるかどうか、

というところから始まります。

 

 

それに、シャンプーが嫌いであれば

口輪をさせなければ、お受けすることができません。

 

 

 

その理由の一つに、日本犬の特徴で

咬む時は、甘噛みもなく

一気に唸らずに咬む

ということがあります。

 

 

 

洋犬は比較的、唸って

 

「警戒してるよ」

 

「怒ってるよ」

 

そう伝えてくれるのですが

日本犬は、唸らないことがあります。

 

また洋犬は、脅し程度に咬んできたり、

咬むフリをすることがあるのですが、

日本犬系のわんこは、咬む時は一気に本気です。

 

 

だから、

 

「急に咬まれた」

 

という事故が

日本犬系のわんこに、多いのも

そういった理由からなのです。

 

 

また、尻尾を振っていると

喜んでいるように感じますが、

興奮している時も、尻尾を激しく振るので

警戒しているというシグナルなんだと思わなくて

手を出したら、咬まれてしまったということも多いです。

 

 

また頭が良くて

人を馬鹿にすることも早いです。

 

 

日本犬系のわんこが

人より上に立ってしまうと

それを直すことは、とても難しいです。

 

 

小さいときから

可愛がることは、もちろん必要ですが

甘やかさないことが、重要なんです

 

 

躾は抜かりなく

というのは、わんこみんなに

言えることなのですが

日本犬系のわんこは、特に注意

というわけです。

 

 

そして、絶対に

念頭に入れて置いてほしいのは

忠誠心が強いわんこなだけに、

飼えなくなった場合が、心配なのです。

 

つまり、

次の飼い主さんに懐かない

という、危険があることです。

 

 

これは、洋犬のわんこたちには

あまりないことです。

 

 

忠犬ハチ公

あれだけ海外でも人気になったのは

こういった日本犬系わんこの性格からなのだと

わたしは思います。

 

 

日本犬のわんこは

絶対に一生、面倒を見る!!!

 

 

これは、もちろん

洋犬にも、言えることなのですが

日本犬系のわんこは、あなた方の家族にしか

忠誠を誓わないわんこだ、ということを

肝に銘じて、飼うことを決断して欲しいと思います。

 

 

 おしまいに

 

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今回は、日本犬系のわんこたちについて

お話させていただきました!

 

 

人間もそうですが

良いところも、悪いところもあっての

個々の性格です。

 

だから、あまり触れられていない

注意点についても、ハッキリと

伝えさせていただきました!

 

 

個人的には、日本犬系のわんこが

撫でられ体制になった時がたまらなく好きです❤

 

耳を折りたたんで❤

 

腰砕けながら❤

 

尻尾どころか、お尻まで振ってくる姿が

大好物です(笑)

 

 

近所に、そうやって

寄って来てくれる、柴犬ちゃんがいて

たまに会えるのが、嬉しくて♪嬉しくて♪

可愛くって、たまりません!!!(笑)

 

 

もちろん、必ずしも

わたしが言ったような性格の

日本犬系のわんこばかりではないです。

 

でも、そういったことがあっても

 

「想定内!」

 

と言って、

受け止められる余裕がある

日本犬系わんこの飼い主さんが増えるといいなと

思っています♪

 

 

わんことは会話するのが

日常のテイルでした♪ 

 

 

ちょっと一息、テイルの話~トリマーの専門学校時代の話 No.2~

ショーマルチ

こんにちは♪

専門学校時代は、落ちこぼれだった

テイルです!(笑)

(詳しくは、【ちょっと一息、テイルの話~トリマーの専門学校時代の話No.1】をご覧ください!)

 

でも、それでも

一生懸命、頑張った結果

店長まで任せていただけたので

それは、誇りに思っていますよ♪♪♪

 

 

前回、お話していて

 

そっか、こういうお話もいいかも♪

 

と、思いついたので

引き続き思い出をお話しながら、

トリマーの専門学校のおススメを

ご紹介していきましょう。

 

トリマーの就職後についても

少し、お話しようかなと思ってます。

 

ちょっとお恥ずかしい

わたしの体験談も。

 

では、早速いってみよ~♪

 

 

トリマーは経験値が大事

足の裏

 

トリマーって

専門職にあたるわけじゃないですか。

 

 

でも以前は、学校に入るというよりも 

誰かのお弟子さんみたいな感じで、

上手な方下で、学んで習得していく

というような感じでトリマーになっていく方も

少なくなかったんですよね。

 

 

わたしが、就職した先の先輩は

専門学校も行かれてなくて

資格もお持ちではありませんでした。

 

でも、何がスゴイって

犬の扱いが慣れている!!!

 

そして、

カットが早い!!!

 

もちろん

カットも上手い!!!

 

 これはもう

経験を積んだ人にしか

できないお仕事。

 

 

だから、その方の指示は

毎回、的確でしたし

とても勉強になりました。

 

 

入った当時は、

多少の意地悪ご指導もありましたけど(笑)

頑張っていくうちに、とても可愛がってくださって

楽しいお仕事場になりました。

 

ある意味、スパルタで

叩きあげてくださったおかげで、

根性がついた

と、思っています。

 

こういったことから

特に、生き物を扱うトリマーという職業は

どうしても机の上の勉強では

わからないことが、多いです。

 

 

その子、それぞれに

違った対応を求められますし

その場合のパターンが、無数にあるわけですから。

 

 

だから、もしこれから

トリマーになろう!という方がいるのなら

ぜひ、実習の多い学校

選んで欲しいなと思います。

 

 

犬種も偏らず、

グルーミング犬種、

トリミングの犬種を

まんべんなく、実習できる

一番いいです!

 

 

なぜかというと、

まず現場に入った時に

絶対に、動きが違います

 

 

わたしがいたショップでは、

年間で何度か、専門学校の生徒さんを

実習生として、またはアルバイトで

来ていただいていました。

 

 

当時、来ていただいていた

学校は3つ

 

その学校によって

机の上の勉強に熱心な学校

実習が中心学校と分かれていたんですよね。

 

 

やはり実習の数をこなしている

専門学校の生徒さんは、とても動きが良くて

長期休みには、アルバイトで来ていただいていました。

 

場所によりけりですが

その後、そのまま就職ということも

あるわけです。

 

 

アルバイトに入ってもらうと

もちろん最初は、こちらから指示を出しますが

慣れてくると、実習をたくさん行っている生徒さんは

先読みが早いんです。

 

 

わたしが言う前に

 

もう終わってます!

 

なんて言われると

拝みたくなるほど

本当に、ありがたかった! (笑)

 

 

また、トリマーは

専門職と言っても

わんこやにゃんこの

シャンプーやカットを

行うだけではありません。

 

生体販売をしていれば、

子犬の世話等もありますし

電話、接客、送迎、商品管理と販売

こなさなければなりません。

 

また、ペットホテルお預かりがいれば

わんこのお散歩もありますし

ケージのお掃除もあります。

 

だから、トリマーさんっていうと

『職人』っていう感じかもしれませんが

接客ができなければ、飼い主さんからの

信頼をいただくことができません。

 

 

飼い主さんのお話を聞いて

適切なアドバイスもできるようになって

初めて飼い主さんから、安心して任せていただけるんです。

 

 

特に、わたしがいたショップは

専門店でしたので、お客様との繋がりは

大事でしたよ。

 

 

それがまた、楽しみでも

あったのですけどね♪

 

最近は、トリミング業界でも

資格を重視するところが

増えています。

 

 

それに、わんこやにゃんこに

関わる、様々な資格ができたようですね。

 

 

トリマーになるには 専門学校に通って

トリマーの資格を取って、 就職した方が

現在は、近道になると思います。

 

 

わたしも、試験を受けて

一応、資格を持っております。

 

 

ちょっと、お恥ずかしいのですが

その時の思い出

次にお話しようと思います。。。

 

 

トリマーの資格試験の思い出

 

コンチネンタル

 

トリマーの試験

シャンプーとブローを終えて

カットする段階から、始めます。

 

 

ハサミを持つ

手が 震えたのを

今でも、よく覚えています。

 

 

カット時間も、決められていて

カットの美しさも、もちろんですが

その中で、わんこを上手に扱って

カットしていくというのも

含まれています。

 

 

わたしが試験で

与えていただいたわんこは

そりゃ~っ!!!

いい子で♪いい子で♪

 

ひじょーに

ありがたかったです。

 

 

そして、試験が始まり

カットし始めて

数分後のことです。

 

 

あまりに、いい子なもんで

わたしのいつもの癖

始まってしまったんです・・・

 

 

わたし、とにかく

わんこに話かけながら

トリミングするんです。

 

 

みんなが緊張で、静まり帰った教室で

不覚にもわたしは、わんこに話しかけます。

 

 

○○ちゃん、脚を上げるよ?あら、いい子だね~♪

 

 

ちょっと、こっち向いてくれる?ありがと~♪

 

 

言っておきますが

本人、かなり真剣です!!!!!(笑)

 

 

そして、そうしていた方が

私自身が、リラックスできたんですよね。

 

 

そしたら、次第に周りから

 

クスクス

 

と、笑い声が

聞こえてきました。

 

 

何かあったのかな?

 

と、わたしが顔を上げると

視線は、わたしに集中!!!(汗)

 

 

あら、失礼!

 

咄嗟に、わたしがそう言うと

監督に、いらしていた先生まで

笑っていました。

 

試験後、 その試験を

一緒に受けた、生徒たちからは

 

あれのおかげで、緊張が取れたよ

 

そう言っていただいたので

良かったのかな、と思っています(笑)

 

 

ちなみに

監督にいらしていた先生は

 

あの子は、どこのショップで働いてるの?

 

 

そう聞かれたと

後日、 専門学校の先生から

報告されました(笑)

 

今、思い出しても

恥ずかしい・・・

 

 

でも、その癖は

就職してからも消えず

エスカレート・・・!?(笑)

 

 

でも、そのお話は

後日、またの機会にといたしましょう♪

 

 

こんな人でも

トリマーになれたんです!(笑)

 

 

これからトリマーを目指す人の

希望になれたら嬉しいテイルでした♪